消費税値上げはいいが、改善点はないのか?
消費者が払った消費税が中小事業者の手元に残る「益税」の問題が指摘され
てきた。売上高が一定以下の場合に納税義務を免除する「免税点制度」や、
納付税額を計算する時に実際の仕入れ高の代わりに業種ごとに定められた「
みなし仕入れ率」を使える「簡易課税制度」があるためだ。
いずれも、中小事業者の事務負担への配慮から設けられた特例だ。04年に対
象を限定する改正が行われたが、今でも「まだ不十分だ」という議論がある。
また、仕入れにかかった消費税額を明記した請求書類の保存を事業者に義務
付ける「インボイス方式」導入も検討課題だ。
消費税を持つ国の大半が採用し、事業者の課税逃れ防止にも一定の効果があ
るとされるが、所得の中身を税務署に把握されることを嫌う事業者には抵抗
感が根強い。
この問題点を改めないで増税は反対だ。

 税を問うより