2007年10月の記事


湿気はブーツの大敵
履いた後の湿気を多く含んだブーツをげた箱に収納すると、かびも生えやす
く皮も老化してしまいます。
できればげた箱ではなく、風通しの良い乾燥した場所に収納するのが理想で
す。それができない場合は、ずっとしまい放しにしないで、たまに陰干しを
するか、頻繁にげた箱を開け放って、風通しを良くするように心掛けるとい
いでしょう。
また、せんべいやのりの缶などに入っているような、除湿剤をブーツの中に
入れるのも良い方法です。コーヒーかすを乾燥させ、不織布のティーバック
やストッキングなどにいれ、ブーツに入れれば、におい対策にもなります。
収納する際は型崩れ防止のため、ブーツの中に型になる物を入れましょう。
専用のブーツキーパーがあれば良いですが、なければ厚紙やクリアファイル
などを筒状にしたものも役に立ちます。
最後に、においが気になる時は、ミョウバンを水に溶かしたミョウバン水が
効果的です。これをスプレーボトルなどに入れ、ぶつのにおいが気になる時
に、シュッとひと吹きしてみるとよい。

 暮らしの豆知識より---和田由貴
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大物の蹉跌---大きな権限、責任は見合うか
大物たちの落とし穴はどこにあるのか。私には、権限と責任の不均衡にある
ように思える。
官僚は政治家のように選挙の洗礼を受けるわけではない。次官は、よほどの
不祥事でもない限り引責辞任することはない。普段は国会答弁もしないので
、野党の追求を受ける機会は少ない。官僚の「うまみ」は、権限の大きさの
わりに責任が小さいことにある。
だからこそ、官僚には権力の行使をできるだけ抑制し、綱紀粛正に努めるこ
とが求められる。大臣への報告を怠らず、政策決定の過程も透明にしなけれ
ばならない。
不祥事が絶えず、それが官僚たたきにつながる。政治の場では、官僚の権限
を縮小して責任を明確にしようという動きが強まるだろう。
米国流の政治任用の導入はその一つだ。次官や局長クラスは政治家自身が務
めるか、政治家が推す民間人を起用する。政権が代わるたびに多くの官僚が
入れ替わる。仕事が首尾良くいけば昇進し失敗すれば更迭される。高級官僚
の責任は明確になり、一般の公務員は実務に徹する。
英国のように、官僚と政治家との接触を制限することも検討対象になるだろ
う。折衝するのは大臣や副大臣に限られ、官僚は政策の選択肢をつくる作業
に当たる。
明治以来続く日本の官僚制が一朝一夕で変わるとは思えない。しかし、「大
物」のスキャンダルは、官僚=性悪説の高まりにととまらず、官僚の在り方
を問い直す契機になるような予感がする。

 政態拝見より----星 浩
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リンゴが赤くなると医者が青くなるといわれるほど、リンゴは健康的な果物として知られる。
豊富なクエン酸やリンゴ酸が疲労物質を分解することから疲労回復を促進す
る。そのほか、水溶性の食物繊維ペクチンが腸内のビフィズス菌などの善玉
菌を増やし、有害な菌の増殖を抑えるので、がんの予防も期待されている。
果肉にはフラボノイドの一種であるケルセチンやカテキンを含み、赤い果皮
にはアントシアニンが含まれている。こうしたポリフェノールには、抗酸化
作用があり、活性酸素を消し、脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する働き
がある。

 料理より
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金融市場が危機に陥るたびに新たなバブルの発生によって切り抜ける手法を、グリーンスパン・プットと呼ぶ。
資産価格の上昇に対しては、バブルであっても金融引き締めで抑制しない。
崩壊した時に、金融緩和などでこれに対処すればいい、とするものだ。これ
を繰り返すと、モラル・ハザードを引き起し、バブルが発生しやすくなると
批判がある。
しかし、実はこれは現在の金融政策の枠組みに忠実に従っているにすぎない。
通常、金融政策の目的は、物価の安定、完全雇用の達成、国際収支の均衡の
3つとされ、「資産価格の安定」は入らないからだ。財・サービスなど物価
の上昇は、直ちに抑制すべきである。が、株価、地価など資産価格の上昇は
、ファンダメンタルズに沿ったものなら望ましいことだから、直ちに抑制す
べきだとはいえないのだ。
要するに、現在の金融政策の枠組みの中には、バブル抑制はビルトインされ
ていない。金融市場のグローバル化が進む中、バブルとその崩壊という経済
変動への対処が、大きな課題となりつつある。

 風を読むより---田中隆之
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政治改革は後回しに
中国の現状をひと言でいえば「アンバランス」そのものだ。胡氏は政治報告
で宗教界にも「経済社会を発展させる積極的な役割」を求めた。発展のひず
みが人心の荒廃や犯罪の多発を誘発し、「心」の問題が大きな政治課題にな
っていることの表れといえる。
弱者対策、不公平是正策は強めざるを得まい。
だが利益調整や富の再配分にかかわる対策は政治改革抜きには不可能だ。に
もかかわらず今大会でも政治改革は後回しにされた印象だ。
成長率が下がり始めた時、利益調整の仕組みが未整備のままなら社会不安は
危機的になりかねない。こんな問題意識が新指導部には必要なはずだ。

 視点より---高原明生
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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民主党が、農業者戸別所得補償法案を国会に提出したが、詳細が何も分からない。また、財源確保も今の予算の無駄を省くことで確保
法案では所得補償の大枠しか分からず、歯止めのない米価の下落への対応や
担い手の育成・確保といった水田営農の課題を解決できるか見通しにくい。
交付金の水準も、どの程度になるか予想しにくい。ナラシと戸別所得補償の
どちらが経営安定に役立つか、水準が分からないと比較できない。
民主党は、効果や現行政策との優劣を判断する材料の提供が不可欠だ。

 論説より
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新テロ法案、今国会で成立を見るかどうか。ひとつ取り扱いを間違えると、一気に解散--総選挙への流れになってしまう政局含みの
今国会での成立は極めて厳しい。与野党逆転の参院で否決、再び衆院で3分
の2再可決をやれば野党は参院で首相問責決議案を可決してくる。こうなれ
ば、解散--総選挙に追い込まれる。いま福田内閣の世論支持率は伸び悩んで
いる。年内解散とでもなれば、まず勝てない。加えて、与党と組む公明党も
早期の総選挙には断固反対だ。
結局、今国会では衆院で可決し、来年の通常国会への継続審議となる可能性
が高いのではないか。通常国会での決着となる。

 ズバリ核心より---小林吉弥
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1日は思い通りにはいかない。
宿題は予定通りには終わらない。
それなのに宿題が終わらないと1日が終わってはいけないと思っている。
だから焦る。
遅れを取り戻そうとして焦る人は二つのうちどちらかである。
していることが好きではない。
好きなことしていれば、していることそのことに満足している。だから「遅
れを取り戻そう」と焦ることはないだろう。
あるいは自分はスーパーマンみたいな人間にならなければいけないと勘違い
している。

 今日という日の使い方---加藤諦三
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大都市と地方との格差が指摘されている。どうしてこんなに大きく格差がついてしまったのだろうか。
3つ目は、「頑張った結果の格差」である。
これまで地方は格差の是正や地域の振興のために一生懸命頑張ってきた。そ
れを政府も後押ししてきた。特に過疎地域などは人一倍頑張った。その結果
、これらの地域では例えば道路などは隅々まで見事に整備されている。とこ
ろが、その道路の上を走るバス路線は年々廃止・縮小されつつある。自治体
が財政難に陥り、もはや赤字バス運行補助金の捻出がままならなくなったか
らだ。財政難に陥った最大の原因は、道路事情などのために発行した巨額の
地方債の償還である。頑張った結果がバス路線の廃止で、道は整備されたの
に足を奪われたお年寄りが病院に通うこともままならない生活を余儀なくさ
れているとは、なんとも皮肉なことである。

 視点より----片山善博
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柿は日本と中国が原産地であり、大昔から日本人に親しまれてきた秋の果実だ。
ビタミンCが豊富で、1つ食べれば、1日の目標摂取量をほぼ満たすことがで
きるほどだ。ビタミンCは肌を美しくするほか、免疫力を高めて、風邪など
を予防する働きがある。ほかに、皮膚の機能を維持する上で大切な役割を果
たすコラーゲンを生成する。柿はさらにβカロテンや渋味成分のタンニンも
含まれており、活性酸素を消す働きがあるところから、がんや老化の予防が
期待されている。
アルコールの分解を促す酵素・アルコールデヒドロゲナーゼを含み、二日酔
いにも効果的だ。
柿はもともと渋柿だけだったが、突然変異や交雑によって、甘柿ができた。

 料理より
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大都市と地方との格差が指摘されている。どうしてこんなに大きく格差がついてしまったのだろうか。
2つ目は、「人為的な格差」である。
その代表例はいわゆる三位一体改革である。その本来の趣旨は、国から地方
へ交付されている補助金を廃止・削減し、これを自治体が自由に使える財源
に振り替えることによって自治体の自主性を高めようとするものであり、そ
の理念は決して間違っていない。ところが、これが霞ヶ関の官僚の手によっ
て換骨堕胎されてしまったのである。削られた大口は少・中学校の教職員の
給与費であり、これでは地方の自主性を高めることには全くつながらない。
逆にその財源が地方税に振り替わったため、もともと税収の多い東京都など
ではもっと「ジャブジャブ」になり、地方では当然見あいの税収は入ってこ
ない。それを地方交付税で穴埋めないし補てんすると政府は言っていたにも
かかわらず、その交付税は従来に比較し大幅削減である。これは官僚による
誤った政策の結果の格差といっても過言ではない。

 視点より----片山善博
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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大都市と地方との格差が指摘されている。どうしてこんなに大きく格差がついてしまったのだろうか。
1つは、「自然体での格差」である。現在大都市地域では企業の活動や投資
が活発である。その企業の業績を反映して税収は高い伸びを示している。
他方、地方では民間企業の力はもともと弱く、地域経済はむしろ行政すなわ
ち「官」がリードしてきた面が強い。公共事業しかり、農業しかりである。
その行政は現在財政改革の真っただ中で、「財布のひも」を引き締め、スリ
ム化に励んでいる。いきおい、これまで「官」によって支えられてきた産業
の活動は低迷せざるを得ないので、税収は伸びるどころか落ち込みさえする

 視点より----片山善博
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近年乳がんになる女性が増えた。食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が増加したことが原因と
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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増税論議--会社は景気がいいのに、社員の懐はぬくもらない。労働分配率の低下。
政府・与党は今後、税制改革と社会保障を一体として議論するという。
基礎年金の国庫負担割合の引き上げ分をどう穴埋めするかといった当面の対
応にとどまるなら、期待はずれである。射程の長い議論が聞きたい。
安倍前政権の描いた成長--財政再建シナリオへの反動が激しさを増す。
「夢物語」「超楽観的」「日本は計画経済の社会主義国ではない」等々。
成長派と増税派はぶつからざるをえない。そのうえで、「生活第一」、
消費税据え置きの民主党との対決へ。
市場、競争重視か、福祉、平等社会か、より社民主義的な社会か。
対立軸が示されるのなら、総選挙で正面から選択したい争点である。
党利党略、主導権争い、霞ヶ関の思惑-----。
狭い私益を背負った議論はいずれ底が割れる。
論争を制するには、より公益にかなっていると有権者をうなずかせる説得力
が必要である。

 政態拝見より---根本清樹
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老いを遅らせるには--心がけが大切
「アンチエイジング」という言葉が注目を集めている。アンチエイジングと
は、できる限り老いを遅らせて若さを保とうという試みだ。
若さ、アンチエイジングというと、スキンケアやサプリメントなどを思い浮
かべる人は多いが、一番大切なのは「気持ち」だ。やりたいことをやること
。無理をし過ぎないことを心掛けると良い。自分を責めないで、いい加減に
、気ままに生活することがお薦めだという。
また、適度な緊張感、ストレスも刺激につながる。ある程度の年齢を過ぎた
ら仕事をしないで家の中で閉じこもっている人は少なくない。だが、ボラン
ティアでも良いので「誰かの役に立っている」という実感を感じられること
を意識的に行うことが大切だ。
そして「きれいになりたい」と願い、行動を起こすことは、世界を広げ自分
を内面からも輝かせる。
たばこと紫外線はなるべく避けよう。特にたばこは肌に悪く、体の循環に悪
影響を与える。
アンチエイジング5カ条
◆いくつになっても男と女
  「美しさ」に磨きをかけよう
◆肌の若返りは心の若返り
   メークアップは外見、心も若返らせる
◆バランスの良い食事と適度な運動
   アンチエイジングの効果は食事と運動が9割
◆よく笑い、よく話し、よくかむ
   笑いは免疫力を高め、かむことは脳の活性化になる
◆長生きこそ最大の誇り
   いくつになっても積極的に社会貢献を
 
 北里大名誉教授・塩谷信幸
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住宅着工の減少が懸念材料だ
現実の景気指標が堅調な一方、先進国の消費マインドが慎重化している点は
気がかりだ。日本でも、ガソリンや食料品などに値上げの動きが相次いでい
ることに示されるように先行きのインフレを懸念してのものと思われる。
ただ、携帯電話通話料やIT関連製品は競争激化から値下げの動きがあるこ
とにみられるように、賃金の上昇が抑制されている限りインフレが高進する
ことはないだろう。
それよりも日本の景気の懸念材料は、住宅着工だ。8月の建築基準法改正に
伴う審査の厳格化から、7月以降、着工が前年を2〜4割下回っている。
住宅ローン問題を抱える米国を上回る落ち込みだ。審査の厳格化は一時的要
因であり、いずれ元の水準に復するとしても、期間が長引けば関連する業界
も多いだけに悪影響が懸念される。

 風を読むより---松尾隆
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新米の季節だ。炊きたてのご飯は、つややかで輝いて見える。
古米がおいしくなくなるのは、脂質が酸化分解されて古米臭がしたり、細胞
壁硬くなってふっくら炊けなかったりするからだ。ただ、「今は夏でも15度
以下で低温保存するので、1年古米なら、味も水分も新米とそんなに変わらな
い」。
精米方法別にみると、ぬかや胚芽がついた玄米は、精白米の何倍も食物繊維
やビタミンB1、マグネシウムなどがあり、豊富なビタミンB類や食物繊維な
どを含む。
ぬかは果皮、種皮、デンプンが詰まった胚乳を覆う糊粉層の3層からなって硬
いため、玄米は、9時間ほど水に浸したり、圧力鍋や玄米対応の炊飯器で炊い
たりしないと、ぼそぼそになっていまう。
いつも玄米を食べる人のうち、1割ぐらいが下痢などを訴えることがある。
胃に負担がかかるので体調と相談しながら食べるとよい。軟らかく炊き上げ
るには、ほんの少し精米すると良い。
保管する時は、精白米は密封できるポリ袋やペットボトルなどに入れて冷蔵
庫へ。低温保存し乾燥を防ぐことで、古米化や割れを防げる。冷蔵庫で2〜3
カ月、常温なら夏は1カ月、冬は約3カ月大丈夫という。本当に精米したての
おいしさを味わうなら、1週間で食べきったほうがいい。

 食の健康学より
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リスク管理は?
欧米の金融機関には、サブプライムローン問題に絡んで巨額損失を出し、大
幅な減益や赤字転落の見通しを公表するところも出てきた。この問題で忘れ
てならないポイントの一つは、各金融機関のリスク管理の実態がどうなって
いたのかを検証することだと思う。証券化商品をめぐっては、過去にはロシ
ア金融危機の際に巨額の損失を計上するケースもあった。過去の教訓も含め
てきちんと検証することが、今後のリスクの取り方について一石を投じるこ
とになるだろう。

 紙面より
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現実と幻想との境界で--千の風に、千の風になって
私のお墓の前で
 泣かないでください
 そこに私はいません
 眠ってなんかいません
 千の風に
 千の風になって
 あの大きな空を
 吹きわたっています

幼友だちの妻ががんで死去、その追悼文集に掲載された詩だったという。
元は英語の詩だった。アイルランド共和軍のテロで死んだ青年が遺書のよ
うに両親に託していたことをBBCが放送した。
9.11テロの翌年の追悼集会で、11歳の少女が朗読した。
映画監督H・ホークスの葬儀で俳優のJ・ウェインが朗読した。
だが、いつ、誰がつくった詩かがわからない。

これらの出来事の少し前、がんで闘病生活をしていた先輩記者を励ます会
を催した。そこでこんな話をした記憶がある。
「死んだらとりあえず、僕たちは煙や灰、骨になる。僕を形づくっていた
素粒子たちにとっても別離のときです。しかし、素粒子たちがいつか再会
を図ることがあっても、ふしぎではないでしょう。はるか遠い、永遠に近
い未来のことかもしれません。『僕』が再結集する日を夢想したりします

いま思えば、「煙になる」のは「風になる」のとほぼ同じことだろう。現
実と幻想とをつなぐのが「風」である。
そして死は現実と幻想との境界に起きる「何か」だ。

 コラムニスト・小池民男
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イタリアは90年代初頭、大疑惑を機に旧来の政党が解体し、政界再編が始まった
政界再編の時期と、選挙制度改革で政権可能なシステムを目指したという点
で、イタリアと日本には共通点がある。最終的には決着点がまだ見えないと
いうところも似ている。
だが、違うところもある。
イタリアの政治はしばしば外側から変動する。政界再編を促した93年の選挙
制度改革は、大規模な署名運動による国民投票で実現した。
「現状否定」のエネルギーが「現状改革」につながるのかどうかは分からな
い。ただ、よどみを打ち破りたいという思いは伝わってくる。

 水地平線より-----善田尚
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栗の香りは秋を感じさせてくれる。旬の味わいを
栗のビタミンCは、でんぷん質に覆われているので、加熱による損傷が少な
いのが特徴だ。疲労回復や美肌効果が期待できる。さらに、カリウムが多く
、余分な塩分の排出を促すので、高血圧の予防、改善の働きがある。糖質の
代謝を促進して、疲労回復に役立つビタミンB1も含んでいる、渋皮にはタン
ニンが多く含まれる。タンニンはポリフェノールの一種で、栗の渋味成分だ
。抗菌作用があるほか、脂肪や糖分の吸収を阻害するのでコレステロール値
の低下や糖尿病の予防も期待されている。
栗ご飯を作るときは、渋皮を少し残しておくと味わいや香りがするだけでな
く、タンニンをとることもできる。

 料理より
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サブプライム問題「花見酒」問われる人知
証券化商品やファンドという「進歩」の陰で、新たな「不安定」がつくりだ
されてきた。翻れば、中央銀行が貨幣供給を管理する管理通貨制度もそうだ
。金の量で成長が抑えられた金本位制の枷から開放した一方で、金融危機と
いう「何度も蘇る多年草」を育てる土壌になっていないか。財政で需要を喚
起する政策がインフレ体質をしみ込ませたように。
「管理通貨による信用の創出は、逸脱すると、逆に経済をかきまぜる作用を
する」と、ジャーナリストの笠は「花見酒の経済」で、当時の成長の危うさ
を看破した。
「欲望の拡張」と人為的に通貨を供給することの折り合いをどうつけるのか
。結局は「日本銀行の賢明とその意志」、三者が社会全体をみて行動できる
ような知識と感覚がある段階に達していることが必要だ。と、金に代わる枷
を「人知」に求めた。
その警鐘から半世紀。「人知」が問われる局面だ。

 補助線より---酒井泰之
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ぜんそくでお悩みの方にはつらい季節となってきた
ぜんそくは慢性的な気管支の炎症と考えられている。ぜんそくの要因にはさ
まざまなものがあるが、主にほこり、ダニ、花粉などのアレルギーや、天候
など環境の変化が原因である。患者数は、9月から11月にかけて多くなると
いわれている。この原因のひとつは、気温の急激な低下で、冷たい空気が刺
激となり、気候の変化で敏感になった気管支の炎症が引き起こされるのでは
ないかといわれる。また、夏に増えたダニの死がいが乾燥して粉状になり、
空気中に飛散し、ぜんそくを引き起こす例もある。
秋は寒暖の差が大きく、空気も乾燥しているため、体調管理が難しい。治療
には薬の使用のほか、アレルギー源を遠ざけることが大切である。

 天気ノートより
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蝸牛の角の争い
いまの自民党、民主両党からは本格的な政策論争の姿勢が感じられない。
政界が安倍前首相の政権投げ出しのような無責任状態にあるのは、政治が国
民の価値観の変化に無頓着で治世の座標軸を失っているからだ。
国民がいま求めているのは、経済社会が不公平を生まないようにする「公平
」の確立にある。
政治資金、年金、談合などに国民が鋭い目を向け始めたのもその表れである。
政治はこの価値観の変化に背を向けてきた。目配りを欠いたまま、やみくも
にすすめた構造改革は、戦後政治が築いてきた「社会的平等」まで崩し格差
を広げた。
ねじれ国会は国民の明確な意思が反映したせっかくの機会である。
長引いた高度成長の挫折から脱却するための安定成長への道筋を描く政策論
争にならず、「角福戦争」に名を借りた狭い了見で争う「蝸牛の角の争い」
に堕す政権争いに終始すれば、福田赳夫氏は悲しむに違いないと、赳夫氏の
風貌をしのびながら思う。

 経済気象台より----昴
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小沢氏、違法性を否定
政治資金で購入した不動産を賃貸していた問題で、違法ではないとの認識を
示した。そのうえで、一連の報道を政治的思惑でもって意図的に誹謗してい
ると批判したが、自民党の誰かに同じことが起きればマスコミはもっと取り
上げるだろう。政治資金の透明性は与党のみに求められているのではない。
マスコミもすべての政党について、調査公表すべきだ。サラリーマン化した
今の議員はたたけばほこりもでると思われる。
公平な調査、報道をお願いしたい。
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場当たり的な高齢者医療費負担
来年4月に予定されている高齢者の医療費負担増を凍結する動きが本格化し
ている。高齢者の医療費負担増は、現役世代に比べ医療費のかかる高齢者に
一定の負担をしてもらおうというのが狙いだ。高齢氏やの負担増という政治
的に難しい問題を、与党が認めてきたのには理由がある。一つは03年に現役
世代を中心に70歳未満の窓口負担が2割から3割に増え、負担感が強まったこ
とだ。高齢者にも応分の負担をとの声が高まった。
さらに医師の収入のもとになる診療報酬の引き下げも繰り返されたが、医師
会側の反発が強まったことから、医療費を抑制するための高齢者負担が避け
て通れなくなった。
しかし、負担を半年ほど延期する暫定措置が有力視され、制度の見直し論に
は立ち入らない方向だ。財源は財政運営の基本を決める当初予算ではなく、
補正予算になりそうだ。

 紙面より
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外からも敬意を持って「魅力ある国だ」と素直に思われるような日本創りを志向することは、目先の打開策を講ずる以上に重要な課題
「魅力ある日本」を考えるとき、三つのポイントがあるように思う。
一つ目は、
長きにわたって日本人自身が培ってきた「日本の良さ」を再確認し、より
確かなものにすることである。世界に秀でた豊かな自然と調和した社会、
人々が法と制度を順守し秩序が維持された安定した社会、充実した社会保
障制度、不条理な格差の少ない社会などが挙げられよう。
二つ目は、
急激なグローバル化、情報化、市場化の波に適切に対応し、「安心、安全
、充実」した社会のシステムを構築していくことだ。急激な波は社会を合
理的で利便性の高いものに変えた。ITを使えばたいていの情報は即座に
入手でき、地道な苦労をすることなく欲しいものを手に入れるチャンスが
増大した。しかし、他方ではむきだしの成果主義、拝金主義、競争社会、
格差社会を生み出した。合理性や利便性を保ちつつ、1点目に挙げたよう
な社会をどう構築するか、これからの課題だと思う。
そのためにこそ、
三つ目に
「魅力ある日本人」をどう育て、日本に住む外国籍の人々とともに「魅力
ある地域社会」をどう創っていくのかという点が課題となる。
そこで最も大切にしたいのは「人間性」の育成だ。金があれば何でもでき
るといった風潮の「ホリエモン現象」、欲望むき出しの「メル友ネット」
の広がり、電車の優先席さえ老人に譲ろうとしない思いやりのなさ。
人間の「品格」が改めて問われる時代である。「国や郷土を愛する心」を
育てることはもちろん大切だが、それはまず「人を愛する心」があって初
めて成り立つ。そうした心を持っていれば、戦争被害の傷を今も感じてい
る相手国への「配慮」も自ずとなされていくだろう。

 早稲田大学教授・天児 慧
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福田内閣の市場での見方は?
福田内閣発足時に比べて株価が上昇している。新内閣になり、政局の混乱が
とりあえず収まったことへの安心感はあるのだろうが、新内閣発足はあまり
株価に影響を与えなかったようだ。発足時にはアナリストらが経済政策の課
題や政局について論評するが、「市場の見方」はあまりあてにならない。
市場は規制緩和や構造改革を好感するが、政策には地方や弱者の視点も大切
。市場の見方がすべて正しいわけでもない。一面的なあいまいな推測に過ぎ
ない。

 紙面より
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人生は友や師との出合いである。
人は誰に出会うかによって、生き方が変わり、新しい能力がついてくるもの
です。子どもの成長もまったく同じで、よき教師やよき先輩との出合いによ
り成長するのです。

 95歳・私の証 あるがまゝ行く----日野原先生
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原油高と物価
石油から作られる包装材や運送の燃料費がかさむからだけでない。原油高が
農産物まで高騰させているのだ。
原油高で国際的にバイオ燃料の需要が急増した。原料のトウモロコシが値上
がりし、トウモロコシへの転作で作付けが減った小麦や大豆も値上がり。こ
れらを使った飼料価格が上がって、豚肉や鶏肉まで上がる。
原油相場は1バレル=80�jを超え、史上最高値の圏内にある。5年ほど前の3倍
の水準だ。この影響で、1�g=140円台の歴史的な高値にあるガソリンが、今
月から一段と上がっている。
ところが、経済指標にこの値上がりがすぐには反映されない。全国消費者物
価指数は8月まで7カ月連続で前年同月比マイナスだ。
消費者物価指数には落とし穴がある。
下落の最大の要因は、薄型テレビやパソコン、デジタルカメラなど技術革新
が速いデジタル製品の指数が、1年前より2〜3割下がっていることだ。
たまに買うパソコンの値下がりの恩恵よりも、日常的に買う食品や生活用品
の値上がりの影響の方が、多くの家計にとって重いだろう。低所得の世帯ほ
ど日用品の負担は大きい。
生活実感が物価指数と食い違うのにはそんな事情がある。
政府も日銀も、物価と景気の見方を変えた方がいいのかもしれない。二極化
した物価は、より複雑で高度な政策運営を求めている。

 社説より
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スダチは、さわやかな酸味が料理やデザートの味を引き立て、アクセントにもなる。
スダチはユズの近縁種だが、果汁が多く酸味が強い。果汁にはビタミンCが
豊富で、肌を美しく保つ。果肉にはレモンの2.5倍ものカリウムを含み、余
分な塩分の排出に役立つ。クエン酸は疲労物質を分解するので、疲労回復の
働きも期待できる。
スダチは、果皮が青い未熟果のうちに収穫する。風味が良く、調味料や薬味
に用いられることが多い。
9、10月の旬に出回る露地栽培ものは、香りと味の良さで人気が高い。その
後、冬から春にかけては冷蔵物が出荷されるが、酸味がまろやかになって
いる。春から夏にかけてハウス栽培ものも出回る。
スダチの色素成分のフラボノイドには、抗酸化、抗がん作用が期待されてお
り、高血圧症や動脈硬化、脳卒中の予防、利尿作用もあるとされている。
芳香成分のテルペンは、神経の興奮を鎮め、ストレスの解消する働きがある
。さらに食物繊維は、腸内の善玉菌を活性化するので、整腸、抗がん、循環
器疾患の抑制が期待されている。
果皮が薄くてはりがあり、しつかりと硬く、緑色の濃いものを選ぶとよい
。冷蔵庫に入れるときには、ポリ袋を使う。

 料理より
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農村漁村を元気にする方法
心から、自分が住みたいと思う農村、漁村にするにはどうしたらいいのか。
政策をつくる官僚と政治家が、農村に骨をうずめるような気持ちになって、
本気で取り組むことが大事だ。数年に一度、選挙対策のたる、ばらまきなど
小手先の対策をうつだけでは何も変わらない。
農村漁村に住む人が減っている。活性化は、地方が変わるということだ。農
業で安定した収入を得られるようになれば、都市から移住・転職する人も増
える。格差も解消され、食料自給率の上昇にもつながるだろう。

 くらしの視点より
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近年乳がんになる女性が増えた。食生活や生活習慣の欧米化により、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が増加したことが原因と
乳がんになる人は30代から40代にかけて急増し、最もなりやすいのは40代後
半の女性といわれています。壮年期の女性ががんで亡くなる場合、一番多い
のが乳がんです。「閉経後は大丈夫」「50歳すぎたら乳がんにならない」と
いう説はあてになりません。一方、まだ20代の若い女性も安心は出来ません
。各自が早期発見法を身につけるべきです。月に1回は自分で乳房に指をあ
てて、しこりがあるかないかを調べる自己チェックをぜひともやってほしい
のです。
鏡の前で裸になって立ち、左右の乳房の位置や形に違いはないかを見たあと、
指先でしこりの有無をチェックするのです。生理が始まって1週間後の頃が最
適です。
病院など専門機関での定期検診は20代から受けても早すぎることはありませ
ん。超音波検査(エコー)か乳房のレントゲン撮影(マンモグラフィー)の
いずれかをできれば年に1回、少なくとも2年に1回はぜひ受けることを勧め
ます。
今のところ、よい予防法はないので、早期に発見することが最善の方法なの
です。
指ではしこりがわからないごく初期のものでも、X線や超音波の検査で発見
されることがあります。こうした初期乳がんは、早く治療すれば90%以上の
人が治癒しています。
昔の治療法では、乳房全体を切り取り、傷が残ることが多かったのですが、
今では乳房を保存する技術も進んでいます。
乳がんは早期発見が何より大切だということから、「乳房健康研究会」が結
成され、乳がんのことを知ってもらう活動をしています。
http://www.breastcare.jpです。

 95歳・私の証あるがまゝ行く----日野原先生
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「新・誠意大将軍」の力量を試される、週明けからの委員会審議だ。
民主党はこの再開臨時国会で国民の関心の高い、政府・自民党が嫌がる10本
以上の法案を提出、徹底的に揺さぶりをかける構えでいる。
福田首相にとって厄介なのは、敵は外ばかりでなく内にもあることだ。与党
を組む公明党の存在である。この公明党が福田政権になり、ガ然、元気を取
り戻してきたことにある。公明党が連立与党で存在感を高めれば高めるほど
、福田政権の足並みが乱れかねないところにある。自民党政治の形骸化に
もつながりかねない。民社党は連立与党にくさびを打ち込む構えでいるか
ら、いよいよ厄介になってきた。

 ズバリ核心より---小林吉弥
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ジャムはさまざまな果物で作れる。
ジャムは果物などに砂糖を加えて煮込み、ゼリー化させたもの。材料に含ま
れるペクチンと、砂糖と酸の化学反応で、ゼリー状に固める。ジャムが砂糖
煮と違うのは、ゼリー化している点だ。ペクチンの含有量が少ない野菜や花
びらでも、市販のペクチンを加えて固めたものはジャムという。
ゼリー化するポイントは、ペクチン、糖、酸の3つの成分のバランス。ペク
チンが0.5〜1%、糖分が60%前後、酸は水素イオン濃度3.3〜3が目安で、ど
れが欠けてもうまく固まらない。
不足しているときは、市販のペクチンやレモン汁、クエン酸などで補うとい
い。
ペクチンは、果実や野菜に含まれる多糖類。植物組織の中では、細胞と細胞
をつなぎとめる「接着剤」の役割をしている。果物でペクチンの含有量が多
いのは、温州ミカン、ラズベラリー、アンズ、イチゴ、リンゴ、ブドウ----
といった順だ。
ペクチンの量は、素材の熟し具合でも変わるので、定めるのが難しい。だか
ら、糖と酸でバランスを取るとよい。

 たべもの ふしぎ図鑑より
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南北関係の発展と平和繁栄のために
宣言が閣僚級などで議論した中身を事後承認した形だ。いつね誰々が、どの
ようにするという原則が抜けている。
途方もない資金が必要な事業が多く、深刻な財政問題が起きるだろう。
金総書記は、手に入れたいものは最大限確保するという考えで臨んだものと
思われる。政権が変われば議論をし直すことになると思うが、北はそのとき
、「約束したのに、なぜ履行しない」と言うだろう。
核問題については、双方が6者協議の枠組み内で議論することにしたという
、それ以上でもそれ以下でもない。
今後の南北関係をみると、今日がピークだ。すべての条件が満たされるため
には時間もお金もない。これから07年の南北首脳宣言が、ゆっくり死文化す
る過程を見ることになるだろう。

 視点より---金英秀
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ドルは減価し、世界経済にも先行き不安が広がる。
米国経済の懐の深さがこの流れを緩衝する面もあるが、こうした段階には次
には世界経済のパワーバランスの変化にもつながる。中国経済のバブルの先
行きともからんでこれまでの各国の経済運営の前提は少なからず組み替えら
れてゆくのではないか。特に日本は米国経済や世界経済の成長鈍化、円高、
そして先行きは金利上昇、という条件変化に備えて個々の企業においても国
として戦略を練る必要がある。
日本のこれまでを振り返ると、原油の急騰や繰り返された円高、またバブル
崩壊という試練の都度、省エネルギーや生産性の向上、コスト低減など企業
の懸命な努力で乗り越えてきた。これから、何に注力するかを考えておく必
要がある。やはり本命は日本の長所の再発見による付加価値、生産性の格段
の引き上げを目指すことではないか。
そのためには一人ひとりにとって何のための仕事か、何をめざしての会社か、
ともに果たしたい目的は何かを明確にし続ける必要がある。その中で、分断
された人と人の絆が修復され、それのもつ個性が発揮され、全体も生き生き
とする風土が生まれてゆく。

 経済気象台より---瞬
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時間的ゆとりを持つ
あまり先を焦らずに、一つひとつのことをきちんと片づけていく。
あまり効率を求めるとかえって逆に失敗する。あまり効率を求めすぎて、最
も効率の悪い結果になることもある。「急がば回れ」と昔から言われている。
強引にゆとりを持って生活を始めると、できないことが出てくるかもしれな
い。そのできない領域のことは自分の生活から一時除去することである。
生活のペースをスローダウンすること。するとどうしても生活の範囲を狭め
なければならなくなる。それで良いのである。

 今日という日の使い方---加藤諦三
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朝鮮半島の平和は、当事者の努力だけで達成するのは難しい。国際社会の理解と協力が必要だ。
北朝鮮の核開発の問題はすでに国際社会を広く巻き込んでいる。これを解決
することなくして平和はありえない。盧大統領には、金総書記の口から「核
放棄」の言質をとってもらいたい。
それがあってこそ、南北首脳が「朝鮮半島の非核化」を語る意味がある。
朝鮮戦争を正式に終了させる平和協定を結ぶ環境も、核放棄の知り組が進む
ことで生まれてくるはずだ。
6者協議は、核爆弾の製造にかかわってきた北朝鮮の3施設を「無力化」する
ことなどで暫定的に合意した。北朝鮮で絶対的な権力を持つ金総書記がこの
合意を確認すれば、今後の交渉に弾みがつく。
盧大統領は日本人拉致問題の解決も説く予定だという。地域の平和と安定に
は、日朝の関係改善も欠かせないからだろう。大統領のそうした姿勢を評価
する。金総書記の発言に注目したい。

 社説より
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若返るにはプラス思考で、くよくよしないこと
くよくよすればみけんにしわがより、老いた表情になります。笑顔でいれば
愛想があって、周りに気持ち良い影響を与え、あの人は若々しいと言われま
す。
しかし、世の中はそのように簡単ではありません。逃げたいことや心配なこ
となどが多く、とても笑顔て゛いられないという人も多いと思います。
「悲しいことがあるから、泣く」だけでなく「泣くから、悲しくなる」場合
もあるのです。
すべての出来事を楽しいこと、うれしいこととして肯定的に受け止める訓練
をすると、若返ることにつながる。
生きて仕事をしているだけで、食事がおいしく食べられるだけで、テレビで
楽しい番組を見るだけで、うれしいと思えるように訓練をしましょう。あな
たは必ず若返ります。

 脳によい生活より
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長期的政策を着実に
日本では北欧および大陸欧州的な政策を実施する余裕はなく、アングロサク
ソン的な色彩を帯びた政策が中心にならざるを得ない。
問題は、アングロサクソン的な政策が必ずしも短期的に十分な効果を発揮す
るとは限らないことである。これら政策は、労働省が場所を問わず職を求め
て移動することを前提としており、労働の移動性の乏しい日本には十分に適
合しない恐れがある。
財政的制約と労働移動の欠如という2つの制約に阻まれ、われわれが直面す
る格差問題の解決は容易ではない。
こうした状況では、実行可能な政策から地道に進めることが大切である。バ
ラマキ政策を財政をさらに悪化させるのではなく、柔軟な労働市場の整備や
税制を含む政策的なゆがみの是正など、長期的な格差是正に向けた政策を着
実に推進すべきである。

 風を読むより---鈴木将覚
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子どもにとって本当に大切なことは、人として抱きしめられる心地よさだ
こどもにとって本当に大切なことは、十分に愛される経験です。愛された経
験があれば、外でつらい思いをしても、耐えていける力となります。あるい
は相手につらい思いをさせるような、ひどいこともしないものです。かけが
えのない自分であることをしっかりと実感して育った子は、他の人のことも
尊重できる心を育んでいきます。
こともを愛するためには、お母さんにだけ努力を求めるのは酷だと思います
。例えば子どもを抱けないお母さんは、夫から抱かれていない場合が多いの
です。夫から心も体も優しく抱きとめてもらえない、話も聞いてもらえずに
苦しんでいる母親が少なくありません。夫婦関係もある種バーチャルになっ
てきているのでしょうか。素直に触れ合うことを避けている。子育て中の母
親は家の中へ閉じこめられて、夫との会話もままならない。自分が自分であ
ることを証明するのは、この子が立派に育ってくれることだけと思いつめ、
育児書と首っ引きになるような育児をしていたら、やはり楽しくなくなって
しまうのも、無理がないように思います。
お母さんの中には、子どもを抱くことは、甘えさせて、自立をさせなくする
と思っている人もいます。また、子どもは抱いてもらえないことについて「
私はもう大きいから」と我慢してしまいます。やっぱり、気持ちでなく頭で
考えてしまうんです。もっと自然になって----と思います。

 同朋新聞より
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南北首脳会談、6者協議への影響は
北朝鮮が戦術的な違いを利用してくるかどうか。もしそうなら、6者協議の
進展はより難しく、朝鮮半島の非核化の見通しはより遠くなる。
韓国は首脳会談の場で、6者協議のパートナーが共有する北東アジアの戦略的
ビジョンを強調しておく必要がある。ビジョンの実現のため、核放棄に向け
た具体的な行動を促し、北朝鮮が見返りにどんな行動を求めているのかを明
らかにする必要がある。
そうなれば、米国は交渉に柔軟に対応できる。日本も国交正常化作業部会で
外交上のギブ・アンド・テークをより駆使し、役割を果たせるようになる。
同盟国が軌を一にしたアプローチをとれば、北朝鮮の非核化と北東アジアの
安全と繁栄へのチャンスは劇的に広がる。そして、フランスの偉大な政治思
想家レイモン・アロンが何年も前に書いた言葉を裏付けるだろう。
「集団安全保障それ自体が、実に有益だ」

私の視点より---モッチェル・リース
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酢は血糖値の上昇抑える
酒造りの技術とともに5世紀ごろ、中国から伝わったとされる酢。味付けの基
本となる調味料の一つだが、ここ十数年は、健康志向の高まりで、酢を「飲
む」人も増えている。
酢は、糖質を含む食材を酢酸発酵させたもの。原料の種類などで分類される。
生産量は食酢全体で05年、約43万�`リットルで、15年前より13%増えた。
飲用として人気の果実酢は16%多くなっている。
血糖値が上がらないなど様々な効果がある。お米だけ食べた時に比べ、酢の
物を一緒にとると、血糖値の上昇が25%抑えられた。ゆっくり血糖値が上が
れば、分泌されるインスリンの量が減り、脂肪の増大も抑えられる。
1日に酢酸750�_�cをとり続けると良い。酸度4〜5%の酢なら大さじ1杯が目安
だ。ただ調理用の酢をそのまま飲むと刺激が強く、胃やのどが荒れることも
あるので、水や牛乳で5倍以上に薄めると良い。

 食の健康学より
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高齢者受難時代、安心できる道筋を示せ
お年寄りにとって、苦難の日々が続いている。特に健康・医療や年金といっ
た制度への不安が拍車をかけている。
国民医療費は1999年度以降30兆円を超え、2004年度には約32兆円に達した。
老人医療費も1997年度に10兆円を超え、2004年度には11.6兆円となった。
このため政府は、医療費抑制策をとり、医療報酬改定などをしてきた。この
ことが、医療機関の衰退などを招いている。
医師不足が言われるが、医師数は全国的に増加傾向にある。しかし、都道府
県間や同一都道府県内でも県庁所在地と他の地域での間には格差が存在する
。命を守れない地域は崩壊する。
介護でも問題を指摘する声が多い。昨年の介護保険法改正で、従来のサービ
スを利用できなくなった人が増えたという。最も影響が大きかったのが、軽
度の人たち。要介護1では介護用ベッドや車いすが使えなくなったり、要介
護1や2の人は、サービスの利用時間や頻度を減らさざるを得なくなったり
している。
安心して暮らすことのできる社会への道筋を示してもらいたい。

 論説より
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「はし」の禁じ手
はし遣いをみれば、人柄が分かる。と言われるほど、はし遣いは、言葉や
身だしなみと並び、人柄が評価されるものだ。はしの持ち方、使い方は、個
人の評価にとどまらず、その人の育った家庭環境や所属する企業の評価にま
でつながると言う人さえいる。
ついついやりがちな禁じ手を知り、きれいに、おいしい食べるためのマナー
を身につけよう。
迷いばし---とろうとする、おかずに迷い、はし先を動かす
かみばし---はし先を歯でかむ
ねぶりばし---はし先をなめる
せせりばし---はしで料理をほじくり返す

 食卓のマナーから
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企業の持つ社会的な使命は
地域社会への貢献、国際社会への貢献、未来社会への貢献、従業員の幸せへ
の貢献---。いずれも決算書には表れず、株価にも反映されないが、これこそ
が企業に課せられた最大の使命であり、経営者が決して忘れてはいけない命
題だ。
サービス業、流通業などでは、一部の経営幹部が、自社株の上場によって巨
万の富を持つ富裕層となった。しかし、その職場で働く従業員の多くは、時
給800円のアルバイトや臨時雇用の社員、いわゆるワーキングファ層である。
一方、製造業の従業員は、そのほとんどが中流社会を形成する中間所得層で
あるとされる。アメリカは情報社会という名の下に、80年代に脱工業化を進
め、製造業を捨てた。その結果、大きな所得格差を持つ格差社会の出現を許
した。
我が国で製造業が衰退することは、取り返しのつかない格差社会をつくり出
すことになりかねない。いま一度、冷静に製造業が持つ社会的な意味と、企
業の持つ社会的使命を考えてみるべき時ではなかろうか。

 経済気象台より---樹
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