トランプの思考は
アメリカだけでなく、日本においては 如何な傾向が出ているか?
リンク集から
引用すると

いかがでしょうか。こうして長い目で生活者の意識を捉えると、ゆるやかにではありますが、日本においても「世界への貢献よりも自国の利益」「貿易の自由化には消極的」という意識の変化が進んできており、また直近の論点として「移民受け入れには消極的」、という考えが見えてきます。1990年代には盛んに論じられたPKOやODAなどを通じた日本の国際協力・開発途上国支援の拡大や、WTOを中心とする自由貿易促進の枠組み作りの機運は、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災などの経済危機・大災害を経て徐々に後退。決して良くはない状況の中で、「何よりもまず、自分たちの暮らしをきちんと保ちたい。」そんな気持ちが強まっているのではないかな…と、データを眺めながらそんなことを考えました。

2016年前半に起こったもうひとつの“サプライズ”、「イギリス国民投票によるEU離脱決定」でも、大きな論点として移民・難民受け入れと自国の利益の問題がありました。ヨーロッパでは来年も、オランダ、フランス、ドイツと、主要国で相次いで大統領選挙・議会選挙が予定され、ここでも「他国より自国」は大きなテーマになろうとしています。
2017年。世界各国の生活者たちは、そして私たち日本の生活者は、これから先、どんな国の姿を描き、自国に対して何を望むのでしょうか。

参考リンク
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