北へ06.04その1
今回の旅は一人ではないと言う事が
まずなによりも既に違うことだった、

行く前に書いたが
あくまで連れの楽しそうな顔が見たいため
でかけたと言ってもいい、

とは言え俺の中でも全てが過去にやったことでは
なく、
新しい試みも発見も期待できる旅ではあった、

出発は連れをこっちの地元まで迎えに行く
という車のスタートだった、
深夜の道を走った、
よく考えれば去年まではほとんど走ることのなかった
このルートを本当によく走ったもんだ、

このルートは南へ向っているので
北とは反対方向なので若干の矛盾は感じたが
まぁ気にせず迎えに行く、
その後いつもよりもだいぶ早い時間で往復して
地元のファミレスで時間を潰した後
近くの公園で桜を見ていた午前4時

小さな公園で桜が満開だった東京
これがスタートだった

始発前に家に戻り寒いと感じたので服を一枚追加して
駅へ
初めは東京近郊の電車なので
あんまり雰囲気はないが
栃木を過ぎる辺りから
だいぶそれらしくなってきた、
今回は期間ぎりぎりの北海道東日本パス使用で
行くので
のんびりもしていられない、
決められた時間の電車を乗り継ぐ

ただ、前日からのプラン検索でお互い
ほとんど寝ていないので電車内は寝てばかり
揺られているので当然といえば
当然だけど

一旦大きな休憩が取れた仙台
駅のビルで弁当、笹かまを買い
少し休んだな、もうこの時点で結構外は寒かった、

再び電車に揺られ
初の3セクになったいわて銀河鉄道に乗る、
全部の電車に言える事だけど
ドアの開閉を乗る人がやるシステムは
なかなかなじみのない人は忘れるよね、
でもあれがないと凄い寒いってのは身にしみて分かった
ただ、今回実際行ってみて思ったのは
席の下についているヒーターは
正直熱すぎる、
特に長時間乗る場合は快適はとうに通り越してかなり不快
これは仙台を越えてから
感じるようになったな

で、俺は初めて行った青森
意外なんだが青森の市内青森駅とかは
過去一回も行ったことがなかった、
いつも北へ渡る時は大間か飛行機もしくは
長距離フェリーだったから

まぁ初とは言え夜に着いているので
駅を出てもほとんどの店が閉まっていて
なんだかよくわからなかったんだけど
一応ベイブリッチと青函連絡船だけは見に行って
また寒さを体感

引き返してはまなすを待つことに

急行はまなす
言ってみれば今回の旅のタイムテーブルを
この列車のおかげで色々考えることになった
と言っても過言ではない、
この切符を使用する場合
今北海道へ渡るにはどうしてもこの列車を
避けて通ることはできない、
昔で言うところのミッドナイトっていうことか
一応俺にとっては長年の・・・いや
10年くらいだけど
電車で~旅の実現
となった、

何度も北海道へは行っているものの
なかなか果たせなかった電車での海峡越えを
とうとう果たした、
まぁ実際どうってことはないんだけど

一応トンネル内で海底駅の存在も確認したし
この路線に乗ったという
体感はしたのでいいと思う、

深夜の函館について
はまなすを降りる
今回札幌から函館にまわるか
函館から札幌にまわるか
函館はカットするか
とにかく散々悩んだ
ただ、初めて来る人はできれば
函館の夜景と朝市は体感して欲しかったので
一日ここで使うことにした、

とはいえ今回俺の資金難もあり
宿泊はどこにもなし
実際この函館の日が
一番厳しかったかもしれない、
駅で暖を取って朝を待った、

朝市はこの時期はそれほど盛り上がっていなかった、
まぁ基本的に寒いシーズンオフ
と言ってしまえばそれまでだけど
ただ、一人で行っていたら
てきとうな店入っててきとうに頼んで食べて
さっさと帰ったが
一人でないと色々味わえたり話ができたりして
そういう意味で全く違った感覚を味わえたのは
よかった、
それと今回は函館に関してはまるっきり
電車移動なので
初めてのことがいくつかあった、
まわった観光地はほとんど一緒なんだけど
市電の一日乗車券を買ってフル活用

谷地頭、五稜郭、湯の川、元町と
一通りまわった、
さすがに大沼まで足を伸ばすことはできなかったけど

最後にこれもまた俺は初体験のロープウエイ乗って
函館山
去年の雪辱を晴らして
全開の夜景を堪能
すっきりして函館を後に

と、書き忘れたがもう一つ未経験だったものを
味わったんだ、
ラッキーピエロ
函館限定のバーガーショップだね、
やっぱりこういう地域ものは外せない、
できればこれからも他所へ進出せず
地元で頑張って欲しいと思ってしまうのは
旅人のわがままかもな・・

この日の夜また定刻のはまなすに乗車
座れるかちょっと心配だったが
なんとか席確保
目覚めたのは千歳近辺だったから
今回は森長万部苫小牧は夢の中