2004年01月の記事


年輪
我が年よりおおき年輪重ねもつ檜を手に持ちひたすら彫る日
コメント (0)

「ラスト・サムライ」
「ラスト・サムライ」観終えて帰る雪道に亡父が刃に粉打つ姿顕つ
コメント (0)

北に住む
地吹雪に雪しまく日が過ぎ暖かき、夜更けの空を眺める北国
コメント (0)

初滑降
息子(こ)が望むひかり子ゆえに燦々の太陽のもとスキーに遊ぶ
コメント (0)

餌箱
雪ぐもる夕べのベランダ雪つみて、餌箱に増ゆる鳥のあし跡
コメント (0)

増(ふ)ゆる
人間(ひと)ゆえの愛憎埋めてゆき降れり。ふゆるは真実(まこと)、さみしき冬夜
コメント (0)

吹雪
吹き荒るゝ雪に果かなし。昨日までの人踏む足跡もたちまちになく
コメント (0)

冬鳩
陽のあたる空き地に冬鳩あつまりて温(ぬく)まり憩うか 身じろがずあり
コメント (0)

雪火色
雪の中どんど焼きする火の色にいまだ保ちいし 清しきおもい
コメント (0)

予報
くもる日の独りの部屋に、明日より大雪となる予報を聞き居り
コメント (0)

大雪
読み取りてひとり遊べり。落柿舎の歌留多とわれを雪は降りこめ
コメント (0)

鏡開き
雪ぐもる空ひくき昼音たてゝ 厨にひとり、餅割りくだく
コメント (0)

冷水
雪の来て、人指し中指忽ちにさゝくれできて水仕事終ゆ
コメント (0)

日進月歩
パソコンで日進月歩にまだ間に合うとカレンダー作る。老いて楽しく。
コメント (0)

盲従。
柔らかく温く育ちし人間の盲従なりぬ。自衛隊訓示。
コメント (0)

自驚
数へ年七十歳に自驚してパソゲーム止め現実に戻る。
コメント (0)

数へ年
離れ住む息子(こ)と語らいし三が日 互(かたみ)に驚く、その数へ年。
コメント (0)

賀状歌
雪の音きゝて祈りの仏手彫る 老ひのたのしさ 年更(カハ)りゆく
コメント (0)