2004年01月の記事
2004 01/20 23:37
我が年よりおおき年輪重ねもつ檜を手に持ちひたすら彫る日
2004 01/19 19:42
「ラスト・サムライ」観終えて帰る雪道に亡父が刃に粉打つ姿顕つ
2004 01/18 23:08
地吹雪に雪しまく日が過ぎ暖かき、夜更けの空を眺める北国
2004 01/17 22:51
息子(こ)が望むひかり子ゆえに燦々の太陽のもとスキーに遊ぶ
2004 01/16 21:09
雪ぐもる夕べのベランダ雪つみて、餌箱に増ゆる鳥のあし跡
2004 01/15 23:22
人間(ひと)ゆえの愛憎埋めてゆき降れり。ふゆるは真実(まこと)、さみしき冬夜
2004 01/14 23:09
吹き荒るゝ雪に果かなし。昨日までの人踏む足跡もたちまちになく
2004 01/13 23:16
陽のあたる空き地に冬鳩あつまりて温(ぬく)まり憩うか 身じろがずあり
2004 01/13 23:15
雪の中どんど焼きする火の色にいまだ保ちいし 清しきおもい
2004 01/13 23:08
くもる日の独りの部屋に、明日より大雪となる予報を聞き居り
2004 01/11 23:02
読み取りてひとり遊べり。落柿舎の歌留多とわれを雪は降りこめ
2004 01/11 23:00
雪ぐもる空ひくき昼音たてゝ 厨にひとり、餅割りくだく
2004 01/09 18:05
雪の来て、人指し中指忽ちにさゝくれできて水仕事終ゆ
2004 01/07 18:20
パソコンで日進月歩にまだ間に合うとカレンダー作る。老いて楽しく。
2004 01/06 20:28
柔らかく温く育ちし人間の盲従なりぬ。自衛隊訓示。
2004 01/05 23:46
数へ年七十歳に自驚してパソゲーム止め現実に戻る。
2004 01/04 18:05
離れ住む息子(こ)と語らいし三が日 互(かたみ)に驚く、その数へ年。
2004 01/03 23:40
雪の音きゝて祈りの仏手彫る 老ひのたのしさ 年更(カハ)りゆく