2019年09月の記事


「民族舞踊」
<<ポルトガル>>--リスボン--

リスボンにあるレストラン、カーサ・デ・ファドで演じられた、男女によるポルトガルの民族舞踊。

民族衣装に身を包んだ男女が、ファドの合間に軽快なギターや打楽器に合わせて踊られる素朴な踊りである。

彼等の踊りを見ていて、嘗て小学生の頃遊戯で踊ったスクエアダンスを思い出したのであった。

純朴な彼等の踊りは、人間が生きている事の喜びや幸せを表現しているように思えたものである。

このレストランに来ている地元の団体さんたちは、踊りに合わせて、手を叩きながら一緒に騒いでいるのであった。
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「ファド」
<<ポルトガル>>--リスボン--


ポルトガルの伝統歌謡、ファドを歌う女性歌手の姿。

リスボンにあるレストラン、カーサ・デ・ファドでデナーを摂りながら、哀愁を帯びたファドの歌声を堪能した。

ファドは戦争で失った恋人を思う悲しみなどを、即興で歌う歌などが多い。

嘗て私が若い頃に一世を風靡したポルトガルの女性歌手、マリア・カラスの「暗いはしけ」の歌が耳に残っており、ポルトガルを訪れた時には、是非聞きたいものだとかねがね思っていたのであった。

このレストランには地元の団体客が訪れており、歌手の歌う歌声に合わせて、皆で合唱する様子に度肝を抜かれたのであった。

スペインのフラメンコに対して、ポルトガルのファドは、民衆に根付いた歌謡曲であり、趣は違うが切々と歌い上げる歌唱力は、日本の演歌に似ていると言えるだろうか。
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