2019年04月の記事


「エヴォラ骸骨礼拝堂②」
<<ポルトガル>>--リスボン--

世界遺産エヴォラ大聖堂に隣接する人骨礼拝堂の地下室にびっしりと埋め込まれた無数の骸骨の姿。

ポルトガルの42個所の修道会墓地から集められた人骨は、地下室の壁全体に埋め込まれており、その数は5000体にものぼる。

しかし綺麗に洗い清められて整然と置かれているこれらの人骨を眺めていると、最初の不気味さは無くなり、これが人の骨だということが嘘のように思われてくるから不思議である。

なぜこんなに多くの人骨を此処に収めているのか、彼の地の宗教上の習慣が分からない我々には、不思議な感覚だけが残ったのであった。

多分数世紀を越えて此処に鎮座する骸骨たちは、ある意味風化せずに現存しているのだから、タイムカプセルで現代の世界を見ることが出来るのかもしれない。
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「エヴォラ骸骨礼拝堂」
<<ポルトガル>>--リスボン--

世界遺産エヴォラ大聖堂に隣接する人骨礼拝堂の入り口に鎮座するマリア像の姿。

この祭壇の地下には、何と5000体もの人骨で埋め尽くされた礼拝堂がある。

此処に安置されてる人骨は、ポルトガルの42の修道会墓地から集められたものであり、此処に安置することにより、人の魂が報われるのだとされてる。
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