2016年12月の記事


「車窓から」
<<スペイン>>--セビーリャ--


スペインからポルトガルへ向かうバスの車窓から眺める、小さな村の光景。

約4時間のバスの旅では、果てしない農村風景の中に、こうした小さな村が幾つも点在している。

長いバス旅で思うことは、地球上どんな土地にも人間が住んでいるのだなと言う事である。

此処に住む人々は、生まれてから死ぬまで、ずっと一生この村に住んでいる人も居れば、都市に出て暮らしたり、さらには世界に羽ばたいて行く人も居るのだろうなと、妙な感慨で車窓の村の光景を眺めるのである。

今は使われなくなった農機具などが、原っぱに放置されている様子を見ると、辺鄙なこの村にも近代化の波は押し寄せているのだなと思うのである。
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「スペインからポルトガルへ」
<<スペイン>>--セビーリャ--


ポルトガルへ向かうバスの車窓から眺める、ライオン像を乗せた塔の様子。

いよいよスペインのセビーリャを後にして、ポルトガルへ向かうバスの旅となった。

長かったスペイン各地を巡って、ポルトガルへ向かう旅程に、一抹の寂寥感と新たな国に向かう期待感が混じった複雑な気持ちを乗せてバスは一路ひた走った。

この塔がどの辺に有ったかは定かではないが、真っ青な青空の中に、ライオン像が手前の花に囲まれて眩しく輝いていた。
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