2012年04月の記事


「踊る少年」
<<インド>>--アグラ--


アグラ城の見学を終え、ランチを摂ったレストランでの光景。

後方の舞台で演奏している楽団の演奏に合わせて、彼は舞台でインド舞踊を踊っていた。

現地ガイドのアラムさんが手招きをしたら、彼は舞台を降りて来て、我々の前でご自慢の踊りを披露した。

聞けば彼は今12才であると言う、利発そうな彼に暗い翳は微塵も無く、自分の踊りに誇りを持っているかのように、屈託無く楽しげに踊っている。

舞台の上の楽団員は彼の父親を始め、兄貴達のようである。

彼の熱演振りに、我々のメンバーの一人がチップを挙げた。

彼は丁寧に両手を合わせて、お礼の仕草をして、また舞台に戻って行った。

彼が戻る前に、彼と一緒に記念写真を撮ったのであった。
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「牢獄からの眺め②」
<<インド>>--アグラ--


アグラ城の牢獄の中から、ヤムナー川を望む光景。

前に牢獄の格子窓からタージ・マハルを望む光景を出したが、これは格子窓を通してヤムナー川に沿って建つ、アグラ城の城壁を撮ったものである。

シャージャハーンが息子によって幽閉された牢獄が、地下牢で無かったことが、せめてもの王の慰めになった事であろう。

牢獄の格子窓は、無理をすれば人が通り抜けられるほどの間隔が有るが、このように垂直の壁が高く、更に城壁や堀で遮られていては、逃亡する事は不可能であった事だろう。

前方には、川を通してタージ・マハルを望む事の出来るガゼボ(見晴台)が有ることが見て取れる。
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