2011年10月の記事


「ディアニ・アーム」
<<インド>>--アグラ--


アグラ城の中の西側にある、王が一般人を接見した宮殿が有る。

更にこのアーチ上の柱が立ち並ぶ建物の奥には、貴賓客を接見したディワニ・カースと呼ばれる部屋が有る。

この宮殿の前には、嘗てはブドウ畑が存在したと言う。

段々とこの建物に近付くにつれ、今は暑さを避けるために多くの観光客が、この中で寛いで居る姿を発見した。

しかしその大半は、インド人であり、我々のような海外からの観光客が石畳の上に、座り込んでいる姿は無かった。

インド人にとっては、この様な格式の有る場所で寛げるのは、至福の時であるのかと思ったものである。
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「僧侶達と一緒に」
<<インド>>--アグラ--


若き修行僧達と一緒に、アグラ城の中庭で記念写真を撮った。

写真を撮ってくれたのは、現地ガイドのアラムさんである。

こうして彼等の中に混じると、背丈は同じくらいでも、私の体や顔は、彼等より一回り大きい感じがする。

年齢的には、彼等の父親くらいの差が有るのではないだろうか。

カースト制度が未だに色濃く残るインドでは、僧侶になるのにも、身分の違いが有るというから、彼等は恵まれた家庭の出身なのであろう。

マハトマ・ガンジーはそれらの身分格差を無くそうと努力したそうであるが、完全にインドからカースト制度が無くなるのは、いつの日であろうか。
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「若き僧侶達」
<<インド>>--アグラ--


アグラ城を見学に来た、ヒンズー教の若き僧侶達の姿。

彼らもまた左脇に居るガイドに連れられて、この城を見学に来たのであろうか。

全員が赤い衣を纏いやってくる姿を見付け、珍しい光景なので、写真を撮っても良いかとたずねたところ、快く応じてくれた。

次のインドの宗教を守る若き彼等は、いずれも強い意志を持って、次世代のヒンズー教を継承していく事であろう。

タイでは黄色い衣が仏教徒の僧服であったが、インドでは赤の衣であることを、この時始めて知ったのである。

中に白い服を着ている若者が居るが、彼等は見習い僧なのであろうか、その実態は定かではない。
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