2009年07月の記事


「国際交流」
<<トルコ>>--イスタンブール--


エジプシャンバザールで、買い物をしていたロシア人の家族達。

右に居る黒服の男性は、この店の店員である。

彼と、この店で買い物の交渉をしている男の子と女性は、モスクワから来たのだと、店員が教えてくれた。

彼はロシア語でも日本語でも、実に上手に操って喋る。

私が英語で話しかけてみたら、金髪の女性が多少英語が喋れたので、会話が成り立った。

ロシア人で英語が喋れる人は、極めて稀である。
私はロシア人と会話を交わしたのは、この時が始めてであった。

話が通じるという事は、他国の距離を一挙に縮めるものだと痛感したものである。
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「イスタンブール遠望」
<<トルコ>>--イスタンブール--


ホテルの窓から見るイスタンブールの街並。

イスタンブールは、ボスフォラス海峡の金角湾を挟んで、新市街と旧市街に分かれている。

我々のホテルの有る新市街は、高層ビルなども有り発展著しいが、湾の向こうに見える旧市街は、街全体が世界遺産に指定されている事もあり、保存地区として中世の面影を色濃く残している。

長かったトルコの旅も後一日を残すだけとなり、ホテルから眺めるこの景色も見納めかと思うと、万感胸に迫るものが有る。

旅の終わりは何時も思うのだが、私の残りの人生で、再びこの地を訪れる事は二度と無いであろうと思うからである。
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「新市街遠望」
<<トルコ>>--イスタンブール--


丘に沿って広がるイスタンブール新市街の光景。

旧市街は世界遺産の遺跡や古い街並みが多いが、新市街は新旧の建物がカラフルに建ち並ぶ街である。

その光景は、まるで裏窓から眺める生活の息吹が感じられる街の様子である。

日本と違い、黒い屋根瓦が無く、オレンジ基調の屋根は此処が異国の地だということを、如実に物語っているようだ。

これから最後の買い物に、バザールに出掛けようと思いながら、この光景にしばし見入っていた。
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