しし座流星群!
しし座流星群、2009年は当たり年
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト11月16日(月) 17時41分配信 / 海外 - 海外総合
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2009年のしし座流星群は、場所によっては1時間に30~300個を観測できると専門家は予測している。
(Photograph by Reed Saxon AP)
 今年もしし座流星群の季節がやってきた。専門家の予測によると、時間と場所にもよるが今回は1時間に30~300個の流星が期待できるという。

 しし座流星群がもっとも多く出現する極大時は、アメリカ東部標準時の11月17日午後4時45分(日本時間18日午前6時45分)で、北アメリカやヨーロッパでは実質的に観測不可能である。しかしこれらの地域でも街明かりの少ない郊外へ移動すれば、17日午前2~4時に1時間に30~50個の流星を観測できるはずだ。

 今年一番の観測スポットはアジアであり、夜明け前に極大を迎える。

 NASAの流星体環境室(Meteoroid Environments Office)で室長を務めるビル・クック氏は次のように話す。「コンピューターの処理能力が向上し、1990年代以降は流星群の活発化を予測できるようになった。今年のしし座流星群は大出現が予想され、極大時には1時間に最大300個の観測を期待できる。仮に最大のピークを逃したとしても、今年は短時間の極大が予期せず起こる可能性があるので、とにかく夜空を見上げてみることをお勧めする」。

 しし座流星群は、午前1~3時に北東の地平線から姿を現す“しし座”に放射点があるためそう呼ばれている。

 ペルセウス座流星群やオリオン座流星群と同様、この流星群も彗星の軌道に乗って太陽系を周回している“ちり”の帯(ダストトレイル)の中を地球が通過することで発生する。

 具体的な発生メカニズムはこうだ。彗星は主にちりと氷で構成されているが、太陽に接近すると一部の氷が溶けて砂粒大のちりが放出される。しかしこういった粒子の大きなちりはそれほど拡散せず、彗星の軌道上を流れるダストトレイルを形成するのである。太陽を公転する地球が年に1回ダストトレイルに差し掛かると、ちりが地球の上層大気と衝突して発光し、地上からは流星として見える。

 しし座流星群は気まぐれで流星の出現数が安定しない。たいていは1時間に15個程度と小規模であるのに、年よっては1時間に1000個を超える壮大な“流星嵐”が展開される。

 その理由としては、流星群を作り出すちりが均一に拡散していないことが挙げられる。母彗星であるテンペル・タットル彗星は33年周期で太陽に接近し、そのたびに新たな流星の種をまき散らしている。

 アメリカのシカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者ゲザ・ギュク氏は次のように解説する。「地球はまれにそのような非常に新しいダストトレイルに飛び込むことがあり、その際に流星嵐は発生する。例えば1833年のしし座流星群では、1時間に10万個もの流星が出現した。1秒当たり約30個という驚異的な数である」。

 今年は流星嵐こそ起きないが、それでも大規模な出現を期待できると専門家は予測する。1467年と1533年のダストトレイルで構成された大規模なちりの雲(直径10万キロ)と接近するからだ。

 NASAのクック氏は、観測者のために次のようなアドバイスをくれた。「しし座流星群はほかの流星群と同様、高価な光学望遠鏡がなくても観測できる。むしろ何も使わない方が、視野が広くなって都合が良い。温かいココアや毛布を用意し、仰向けになって夜空を見上げよう」。

Andrew Fazekas for National Geographic News

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洞爺湖サミット。。。
【櫻井よしこ 福田首相に申す】日本の地位沈めた言動
2008.7.10 02:43
 主要国首脳会議は社交の場ではない。華やかさと友情の演出のなかで、「お友達のいやがること」も問題提起して、国益を懸けて闘う場である。福田康夫首相は、洞爺湖サミットを、国際社会での地位低下が著しい日本国の威信回復の場ととらえ、大いに奮闘しなければならなかった。だが、首相の言動は日本の地位をさらに沈下させたにすぎない。

 それにしても、今回の福田外交は一体、何なのか。北方四島の所属する北海道を初めてロシア大統領が訪れたのだ。G8の首脳が一堂に会する全体会議で、なぜ、現在も続くロシアによる領土の不法占拠を議題にしないのか。

 日露2国間の約1時間の協議で、首相はメドベージェフ大統領を“ドミトリー”とファーストネームで呼んだそうだ。その“ドミトリー”と“ヤスオ”の合意は、領土交渉を加速する「決意」だった。

 決意したからには、「法律家のメドベージェフ氏は真剣に取り組むはずだ」と、外務省幹部が「手放しに評価」したそうだ。そうした助言に福田首相は納得しているのであろう。だが、同大統領に領土問題について国際法に基づいたまともな判断を期待するのは、まともな政治家のすることだろうか。

 メドベージェフ大統領は、武闘派のプーチン首相と異なって、比較的リベラルだと伝えられてきた。法の支配を尊び、汚職対策の強化などでロシアを法治国家に変身させると、氏は唱えてきた。だが氏の行動は、言葉とは裏腹だ。ガス独占企業、ガスプロムの会長として、大統領府長官として、あるいは第一副首相として、氏はロシアが犯してきた多くの信じ難い、自由や民主主義や法治国家への重大な挑戦を黙認してきた。

 日本との関連でいえば、三井物産、三菱商事が9000億円を投資し、ロイヤル・ダッチ・シェルとともに、ロシア政府の許認可を得て開発に乗り出した大規模石油・天然ガス開発事業、「サハリン2」がある。同案件は今年の完成に向けて75%超の工事が完成済みだった。それが一昨年秋、突然、事業化の承認を取り消され、経営権をガスプロムに奪われた。

 法学修士のメドベージェフ氏が、このむちゃくちゃな措置に、一言でも異議を唱えたとは、私は寡聞にして知らない。

 同大統領がプーチン首相の強い影響下にあるのは周知の事実だ。同大統領がつき従うプーチン首相は、昨年のハイリゲンダム・サミットを前に、北方領土についてこう語った。

 「(北方領土のロシアへの帰属は)第二次世界大戦の結果として生じ、国際法および国際文書によって確定されている」

 当時、ラブロフ外相も、サミットを前に北方領土を視察する強硬姿勢をみせた。

 つまり、プーチン体制の下では、日本に領土を返す気などないのである。今回、ロシア側が解決に向けて交渉する決意を強調したというが、その言葉は、北朝鮮が日本を含む国際社会から援助を引き出すために、拉致再調査を約したのと同じようなもので、信用できないのである。

 ロシア側の不誠実は、プーチン政権の言動をたどることで明白になる。だからこそ、福田首相は2国間協議にとどまらず、全体会議で60年以上も続いている北方領土の不法占拠問題を提起すべきだった。当時、ソ連が行った日本と日本人への蛮行を、日露関係を深く理解するための必須の知的背景として、想い出させる工夫こそ、すべきだった。

 1945年8月9日の日ソ中立条約の一方的破棄と参戦、北方領土の不法占拠は、彼らの蛮行の序幕にすぎなかった。周知のように、彼らは70万人とも80万人ともいわれる日本軍兵士をシベリアに連行し、強制抑留し、多数を死に追いやった。彼らはまた、日本軍の“戦争犯罪”を裁き、幾多の戦犯を仕立て上げ、処刑した。事実無根の罪を自白させるために拷問が行われた。

 この点について1951年、吉田茂首相兼外相は「容疑者は脅迫、絶食、殴打、睡眠妨害、その他の拷問によって供述を強要される」と、国連総会議長に文書で訴えた。

 吉田外相の訴えはさらに続く。「拳銃で威嚇されつつ、木銃で数十回も殴打された。気絶すると、水をかけられ、蘇生(そせい)すると再び拷問を受けた」「裸体にされたうえ、電線で束ねた鞭(むち)で殴打された」「陰部を蹴(け)られ、頭をコンクリート壁にうちつけられて失神させられること数度に及んだ」(『戦後強制抑留史』第五巻)。

 時の外相の書簡の描写の生々しさは、日本国と日本人の怒りを反映するものだ。だが、これさえも、実際の拷問の凄(すさ)まじさを十分に表現しているとはいえない。

 また日本人を戦犯と決めつけようにも罪名も国際法もなく、彼らはソ連国内法の「資本主義援助」という滑稽(こっけい)な罪名を持ち出して処刑した。スターリン時代のこの破綻(はたん)した一方的論理の極致こそ、昨年のプーチン発言の基盤なのだ。

 こうして無残に奪われた北方領土と幾万兵士の命に、首相は、今回、一体どれほどの想いをはせたのか。

 ソ連との関係において、どれほどの人々が、どれほどの不条理な死と苦難に遭遇したか。そのことを心に刻むこともなく、ロシア大統領をドミトリーと呼び、上辺だけの親密さを装った福田氏に、私は烈(はげ)しく憤るものだ。



PS・拉致問題も何の成果も無かったのでは無いでしょうか



このチャンスを活かさず。。。もう、外交すら自力で出来ない国に・・・

まるで・・・”幕末”。。。国民は「お笑い」番組で踊るだけ・・・


まだ、倒幕を迎えた時代は”救世主”が居たような・・・
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”北方領土の日”
【主張】北方領土の日 「洞爺湖」で議題に加えよ
2008.2.6 03:23

このニュースのトピックス:主張
 ■露の新政権に国際的圧力を

 あす7日は「北方領土の日」である。折しもロシアでは新しい大統領を選出する選挙戦が始まり、プーチン大統領の後継者が選ばれる。7月には、日本で主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が開かれ、現職のロシア首脳(旧ソ連を含む)が初めて北方四島の属する北海道に足を踏み入れる。

 だが、日本政府の最近の領土に関する交渉姿勢には少なからぬ疑問を呈したい。政府筋によると、G8首脳が一堂に会する全体会議では領土問題を取り上げず、文書などに盛り込む考えもないという。個別の日露2国間の会談で話し合うというだけでは、ことなかれ主義とのそしりを免れない。外交には、謙譲の美徳はありえない。

 「北方四島の一括返還」という基本姿勢も揺らいでいる。ロシア側に誤ったシグナルを送り続けてきた、と言わざるを得ない。北海道でのサミットを領土問題解決に道を開く千載一遇のチャンスにしなくてはならない。

 大統領選はプーチン大統領が指名したドミトリー・メドベージェフ第1副首相の勝利が動かない。新政権はプーチン体制の継続とみることができる。一方、2001年に米国で9・11テロがあり、国際社会はテロとの戦いに追われた。日本国内では日露交渉に携わった政治家や外務省職員を巻き込むトラブルがあり、こうした内外の事情が交渉自体を冷え込ませたことは否めない。だが問題は、いつの間にか交渉の焦点が曖昧(あいまい)になったことだ。

 ≪腰定まらぬ日本外交≫

 日本ではいわゆる「2島返還論」に加え、4島面積の「折半」で妥協を図ろうとする奇策まで出てきた。国内政治の混迷、足腰の定まらない外交方針のためであり、ロシア側はその足元を揺さぶっている。その中で返還運動を進める関係者らは、閣僚や政治家の無定見な発言に振り回され、戸惑いや不信感すら広がっている。

 そもそも、スターリンによって不法占拠され、主権が侵害された状態にある領土の返還を迫るに際し、妥協によって合意を取り付けようとすること自体がおかしい。ソ連崩壊後の対露交渉では、経済支援と領土交渉をからめる戦術が模索された。そこで得られた教訓は、経済協力や経済関係の強化が領土問題の解決を導き出すことはない、という厳然たる事実である。

 考えるべきは、北方領土問題の所在をもう一度、国際的に認知してもらうことであり、洞爺湖サミットはそのまたとない機会となる。政府は地球温暖化など環境問題をサミットの重要テーマとしている。ここに北方領土問題を加えるべきだ。63年にわたり不当な居座りを続けるロシアの非を明らかにし、G8メンバーの2国間で、いまだに戦後処理が済んでいないことを知らせることである。

 ≪全国大会に首相出席を≫

 北方領土問題は1990~92年のサミットで毎年、議長声明や政治宣言に「法と正義の原則に基づき外交政策を展開するとのロシアの公約を歓迎する。(それが)領土問題の解決を通じた日露間の正常化の基礎となる」といった文言が盛り込まれた。

 さらに2005年には、欧州議会がロシアに北方領土の日本への返還を求める決議を採択している。サミットという国際舞台をいかに利用するか、日本の外交力が問われている。北海道という絶好の場で問題提起しなければ、ロシア側による既成事実化が固定してしまう。

 欧米諸国には、民主化の後退が目立つロシアをG8に加えたのは間違いだ、という声がある。サミット会場に近い島々が、いまだ占拠状態にあることを話題にするだけでも、ロシアとしては「うしろめたい」気分にならざるを得ないだろう。

 また、こうした場で領土問題を堂々と主張することは、ロシアの新政権はもちろん、竹島や尖閣諸島など他の領土で不当な主張を展開する韓国や中国への強いメッセージにもなる。

 7日には東京の九段会館で27回目の「北方領土返還要求全国大会」が開かれる。この数年、現職首相の欠席が目立つ大会に福田康夫首相が万難を排して出席し、政府の方針とサミットに向けた意気込みを国内外に発信してもらいたい。それが領土問題で国民の再結束を図る第一歩だ。
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アメリカ
ビンラーディン容疑者「日本経済の破壊」に言及
2007.12.4 19:45

このニュースのトピックス:中東
 国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者が、米軍の掃討作戦を逃れてアフガニスタン東部トラボラの山中に潜んでいた2001年11月ごろ、対米追従に傾斜していた日本について「原油タンカーを攻撃し、日本経済を破壊してやろうか」などと述べていたことが4日、分かった。

 当時、ビンラーディン容疑者と行動をともにしていたサウジアラビア人のアルカーイダ元兵士(32)が、複数の側近から聞いた話として明らかにした。海上自衛隊によるインド洋での給油活動など、テロとの戦いに協力姿勢を示した日本を、同容疑者が「敵」と位置付けていたことが鮮明になった。

 日本経済に的を絞った攻撃計画が具体化していたとの情報はないが、02年10月にはイエメン沖でフランス船籍の石油タンカーが爆破されるテロがあり、ビンラーディン容疑者と密接なつながりを持つとされる男らが有罪判決を受けている。

 元兵士によると、ビンラーディン容疑者は日本の対米追従外交に反感を抱き「日本は自国の権益に対するどんな攻撃にも耐えられない」と述べ、タンカー攻撃に言及した。

 日本の国会は01年10月末、米政府の対テロ戦争に協力し、海自のインド洋派遣の法的根拠となるテロ対策特別措置法を成立させた。発言はこの動きへの反発とみられる。

 同容疑者は米中枢同時テロ以前の複数のインタビューで、日本が米国の原爆投下で甚大な被害を受けたことを指摘し「米国による犯罪」の被害者と位置付けていた。(共同)
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拉致 舞台劇
拉致テーマの舞台劇、6日から上演
2007.12.5 16:03
 北朝鮮による拉致被害者、田口八重子さん=拉致当時(22)=の長男、飯塚耕一郎さん(30)が母親の救出運動に参加することを決意し、活動する様子を描いた舞台劇「たまてばこ、ほらII」(若宮優子プロデュース)が6日から、東京・下北沢の「アレイホール」で上演される。

 主演、脚本を担当したのは、女優の若宮優子さん(42)。拉致問題を取り上げるのは、昨年、市川修一さん=同(23)=と増元るみ子さん=同(24)=の救出のために活動する家族を描いた前作に続いて2回目。公演では、先月から家族会代表を務める八重子さんの兄、繁雄さん(69)や耕一郎さんなど家族が入れ替わりで駆けつけ、解決を訴える。

 「拉致という言葉は毎日聞くが、日々の『お天気予報』みたいになってないか」と問いかける若宮さん。増元るみ子さんの弟で、家族会事務局長、照明さん(52)と今年3月に結婚した若宮さんは、増元さんら被害者家族が苦悩する姿を目の当たりにし、続編の制作を決めた。

 物語は、田口さんの北朝鮮での生活ぶりや、繁雄さんと耕一郎さんが家族会に参加することを決意した経緯などを描きながら展開する。

 若宮さん自身も家族会メンバーとして「演劇を通じ、日本人が『9・17』の時に味わった悲しさ、ショックを思いだしてほしい。国が心を一つにしないと被害者は取り返せない」と訴える。

 公演は6日午後7時半、7日午後2時半と7時半、8日は午後2時半と6時(いずれも開演時間)。入場料は大人3800円、大学生以下2000円。問い合わせは楽友社、03・3443・9760。
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