華蝶風月2016
伝わりもしないのに
してもいないのに
このまま砕かれてもいいのかな。。

花火が鳴ったときのように
胸を弾くものが 鮮やかさを生んだ

何処へ行くかわからない 飼い主に捕まった
金魚達 自分の意思で決めたいものでもあるのに

そして海の向こうに落ちてくように
吹いた風が想いを消し行くように

もう散らせるしか道はないのだろう
この一本だけの花火で蹴りをつけて
新しい方法を見つけたいよ

線香花火が光を失って
地に落ちた時
あたしの永い想いも消え行く

思い出 共に想い合えた時間
2度と戻ってこない あの夏の日



...もし想いあえていた過去だとしたならば

at 2004年7月4日