100自由題「あなたへ」
神が見ているのは
あなたが感じているもの
あなたの目を通し
あなたの皮膚を感じ
あなたがすべてと思うものを
神は
掌握している
しかし
神は
道を標べすことはなく
あなたを
被い包み
感じるのみ

あなたは
神の目を感じることが
ただこの道を
歩むことのできる
理由だと
わかっているのだろうか
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日記名 : 星屑工房

099「忘れ物」
春が忘れていったよ
ヒマワリの芽
夏が忘れていったよ
白いちぎれ雲
秋が忘れていったよ
柿の実ひとつ
冬が忘れていったよ
あなたの思い出

きっとまた
取りに戻ってくるよ
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日記名 : 星屑工房

098「ローゼン」
ローゼンとは何ぞや
検索してみれば
麻生太郎が浮かび上がる
世は図らずも
天下国家の一大事
この期に及んで
さしも難解な題材を
提供してくれるは
神の悪戯か
あるいは
神の思し召しか
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日記名 : 星屑工房

097「檸檬」
白き花の
蒼き薫りして
実り
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日記名 : 星屑工房

096「ルール」
鳥が鳴くように
花が咲くように
君が目覚める
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日記名 : 星屑工房

095「輪廻」
究極のリサイクル
わたしは腐敗物になり
バクテリアになり
ミミズになり
土になる

君が芽を出して
成長して
葉を茂らせ
風を感じるように
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日記名 : 星屑工房

094「リング」
リング
キング
コング

ガング
ハング
トング

ロング
ソング
シング

ミング
ギャング
ネング

コウグ
ドウグ
リング(始めに戻る)
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日記名 : 星屑工房

093「ラピスラズリ」
瑠璃色の星の欠片
我もその一部なり
磨かれし宝石となれ
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日記名 : 星屑工房

092「淀み」
鬱屈した煩悩を
かき混ぜて
静かに待つ
沈殿した淀みは
幾層にも重なり
明確な疑問を
明示する
静かにすくい
分離し
分析し
分解し
美しき清流に戻す
我のちからで
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日記名 : 星屑工房

091「妖精」
葉っぱの裏にいるの
花の奥に潜むの
台所のすみにかくれているの
ベッドのしたに寝ているの
あなたのそばに
いつもいるよ
パソコンの中に
住んでるの
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日記名 : 星屑工房

090「夢」
濁点を飾れず
曖昧なままで
そこにある
幻のように
幽体のように
霞のように
手に取ることも
叶わず
わたしの
そばにある
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日記名 : 星屑工房

089「約束ひとつ」
あの雲にひとつ
あの花にひとつ
あの風にひとつ
約束したよ
ちゃんと
生きていけるって
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日記名 : 星屑工房

088「焼き切れる」
オーバーヒートして
こころが
焼き切れた
あとは
悲しい暗闇
ヒューズを取り換えようか
ハンダゴテを持ってきて
修繕しようか
ほんとの闇が
来る前に
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日記名 : 星屑工房

087「靄」
手探りで
進む先に
ゴールがある
迷い
立ち止まり
嘆き
また進む
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日記名 : 星屑工房

086「紅葉」
落ち葉の上に
露ひとつ
小枝の上に
鳥一羽
仰ぎ見れば
雁渡し
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日記名 : 星屑工房

085「戻れない」
走って
追いかけた
振り返ったら
帰り道
見失った
あなたの
足跡だけが
道標
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日記名 : 星屑工房

084「眼鏡」
銀縁の
きらりと光る
知性かな
ありもしないのに
その気になってみる
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日記名 : 星屑工房

083「命令」
右を向け→
左を向け←
前を向いて
進め~
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
穴に落ちた
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日記名 : 星屑工房

082「眼」
ただ、見つめ続ける
神の眼
否定もせず
肯定もせず
あるがままを
見つめている
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日記名 : 星屑工房

081「無防備」
両手をひろげて
あなたが
飛び込んでくるのを
待っているから
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日記名 : 星屑工房