隠された記憶
[ネタバレ]
これって、旧宗主国/植民地の関係と
同じだな、と途中から思いながら見ていた。
何十年も前のこと、覚えてない、ウソをつく、隠そうとする、恫喝・脅迫、今の自分の生活・環境を守りたい、…
実際、主人公と相手は旧宗主国と植民地出身者だし。途中の車の陰から自転車にぶつかりかける場面も相手は明らかに黒人だよね。
まぁ欧州の映画なんて半分くらいはそうじゃないかと思うほどしょっちゅう旧植民地か...[続きを読む]
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廃墟 摩耶観光ホテル
夏は廃墟。
最初の方のYフィルターは、DVDプレーヤが壊れたのかと思って別ので再生してみたら演出らしい。??
でも、摩耶観光ホテルは美しい。2000年9月の映像なので、まだ煙突もあるし落書きもない。1929年というから昭和初期の建築だが、なんともゆとりと、阪神間のモダニズムがやわらかい。
最後は摩耶学生センターとして合宿所になっていたらしいが、閉鎖されたのは1993年というからそれほど日が経...[続きを読む]
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世界の廃墟 南米篇 雲上の楼閣 イトス
前作もそうなのだが、プロローグのブラジル、カンポ・ヴェルヂに何故か心魅かれる。
実際は、一話にならないヴォリュームだからなんだろうが、エメラルド・ラッシュとその残像、本編よりも何故か。
暑いね。

しかし検索してみると違った様相が。同じ鉱脈が別の地にも延びていて、あちこちで見つかっているという。一方、地主は、群がる人を嫌ってあまり公表してないらしい。
行くか。(え?)
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マーサ・スチュワートの栄光と影
なるほど、彼女がそうか。
どうもかなり史実に基づいてるようだし。
人生楽ありゃ苦もあるさ。どころじゃないね。

彼女のブログを見ると、以前ほどの勢いではないのだろうが服役後ちゃんと復帰してるし、文章が模範的にきちんとしててなるほどと思わせる。本人が書いてるかどうかわからないがそのきちんとした演出に感心。そして、…映画より可愛く見えるが良いのか? 騙されてるのか? 演出が完璧だ。
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戦場のアリア
・スコットランドで聖マリア信仰?→そりゃあるだろうが国としてはプロテスタント系の長老派なんだから、やはりここはフランス中心に製作された映画だからだろう。
・で、アナとニコラウスの夫妻は自ら捕虜となってその後?→粗いよなぁ。手紙、解析(って大げさな)されまくってしまうし。たぶん撮ったけど編集されてしまったんだろうけど。
もうでもね、この映画は、あのクリスマス・イヴのささやかな、しかし小さくも確...[続きを読む]
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ダンシング・ハバナ
愉しい。ノリノリ。サントラ注文中。
ロモーラ・ガライは RSC のワールドワイド版にも出演したりしている人らしい。微妙に人生ダブったりしてるところがなるほど。ディエゴ・ルナもいい味出してる。それを言い出すとお父さんのジョン・スラッテリーも、ダンスの先生(…でも、お金払ってない気がする…)パトリック・スウェイジも、ときりがなくなるが。
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メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
てっきりマルケスの短編の映画化だと思っていたのだけれど、違うのか??
でも、舞台はメキシコまで行くし、メルキアデスだし、確か埋葬もされたし、脚本家もあちら方面の人のようだし、乾いた感じはまさしくラテンアメリカである。
トミー・リー・ジョーンズは何してるんだか。
で製作総指揮(というとスピルバーグが浮ぶが)がリュック・ベッソンってどういうこと? 特典映像にもどこにも出てこないけど?? エンゾー...[続きを読む]
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オズの魔法使い
なるほど、こういう映画であったのか。
ヴォードヴィルの伝統やミュージカルのスパイスも併せ、というか大衆演芸を全部ひっくるめてハリウッドの場で、総合芸術、としての映画の立ち位置がよくわかる。
つぶれかけるとオールスターキャストでバクチを打ったりしてた時代である。

それにしても、セピアな単色から、扉を開くと文字通り百花繚乱、テクニカラーなあの場景には目を瞠る。

カンザスといえば何もない地、の...[続きを読む]
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雨に唄えば
最初は同名別作品かと思った、台湾製って書いてあったし、ものすごい B級な内容に笑いだし。
が、だんだん、
そして "Singin' In The Rain"!
それにしてもタップが尋常じゃなくうまい、皆さん。今、これだけ踊れる人いないんじゃないか。
そして、ヴォードヴィル的なショーの興隆や(実際いくつかのバージョンで踊るシーンの一つにも出てくる)トーキーの黎明期の...[続きを読む]
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心の旅路
鍵、
翻弄、
霧、
記憶。

題名の秀逸さ。
(それに比べて "Random Harvest" って…)

義理の姪っ娘のいじらしさ。

"人生の豊かさ" とは何か、この映画の味わいの深さ。

スミシー!
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フューリー
なんとも不条理、
というかやり切れない。
救いがないよなぁ。
カーク・ダグラスはかっこいいし、
しかしデ・パルマ、やはり B級を突っ走ってもらわないと。

筒井康隆の "七瀬" シリーズを少し。(ってモチーフがモチーフだからか)
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かもめ食堂
透明な水。
この空気感と、このテンポが、馴染む。
自分でも驚くほど、しっとりと。

フィンランドは、行ったことがある。
ヘルシンキと、あれはトゥルクだったか。
あまり時間がなくて、海と港と(そう、フェリーで入国したのだった、確か)鉄道と、わずかな町並みの記憶。
その前にいたスウェーデンやノルウェーとくらべて、少しこじんまりとぎゅっと凝縮された街と人出だった。
とはいえ、北欧。
人は少ないし、...[続きを読む]
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ミッドナイトクロス
B級、バンザイ!
今回は音、に執着。
もちろん、ヘンに美しい映像、各種技法・アイディア満載で、いつものデ・パルマ節である。
彼の作品は、続けて観るとチトつらいが、何ケ月かに一回、あるいは年に一回、たまに観るにはいいよなぁ。
ジョン・トラボルタ、若い! し。
花火、である。

モネが、その妻の死に臨し、差し含みつつも、その姿を描かずにおれなかった、というエピソードを、思い出した。
哀しい、性である。
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サルサ!
美しい光。
映像とピアノではじまる。
正統派クラシックなピアノ。
が、狂い出す!(笑)

'!' が付いてて、どうか? と思ってたが、なかなかどうして、
いい。
おばあちゃん(カトリーヌ・サミー)の気品。
おばちゃん(オーロラ・バスヌエヴォ)の貫禄。
そして、ナタリー(クリスティアンヌ・グゥ)の、真面目→弾けて踊る姿。

フランスだからこそ創ることができる、キューバとサルサの...[続きを読む]
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ポパイ&ベティ Vol.1
何故かポパイとベティ・ブープがセットに(共演してるのかと思ったらそれはしてない)。
そうだよこれがブルートだよ、とか昔の記憶を掘り起こす。もう NHK あたりもやってくれないのかなぁ。
で、観たかったのはベティ・ブープ。小さいころに観た記憶はないのだけれど、筒井康隆が以前思い入れたっぷりに評伝?(とはいわないか)を書いてたのを思い出し、DVD で。
それにしても驚くほど色っぽい。実に細かい表...[続きを読む]
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ファム・ファタール
TV で何度も観たことはあるのだが、どうもいまいち、ストーリーが切れ切れでわかりにくくて、で久しぶりに改めて DVD で。デ・パルマ監督だし。

TV 放映ではいかにズタズタに編集されていたか、わかった。しかし今確認すると 114分というから、2時間超えの作品でも平気で 10:54 までに収めてしまうあの枠からすると、それほどでもない。ということは、やはりデ・パルマの伏線張りまくりスタイルは...[続きを読む]
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さびしんぼう
久しぶりに観ると、さすがに無理はある。
でも、この、青春ものに 別れの曲、ショパンは凄すぎ。
「追いかけたらダメ?」「駄目。」のきっぱりとした潔さ。
それにしても、確かに、着物姿はあまりにも美しい。お母さん。嬉しい。
いささかの記憶と、確かな心の揺れと痛みと、それが映像として定着できたことは大林宣彦マジック。

富田靖子、昔は、天然っぽく見えててインタビューで「結構真剣に役づくりを考えて演技...[続きを読む]
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ヒート
アル・パチーノにデ・ニーロ、やっぱり、カッコいいし脚本がよく出来てる。
マイケル・マンの撮りかたも良いんだろう。
主役二人が食い合う、といえば "タワーリング・インフェルノ" だが、人物造型がよく出来てるので(戯画化寸前、といってもいいくらい)、そして、追う者と追われる者、立場は違えど同じ穴の貉、暴力団とマル暴、ガサ入れで区別が付かず刑事を牢屋に入れてしまうなんて笑い話も...[続きを読む]
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奇跡の海
主との対話。
妄想の独白。
信仰から逃れられない地の、
神ヘの愛と、
人への愛。
ラース・フォン・トリアーの、
しかし鐘は、反則ではないかと思う。
美しいけど。

どうも、ベス(エミリー・ワトソン)が、ときおり、
'8人の女たち' でのエマニュエル・ベアールみたいな表情にみえて、
困る。
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ブニュエル ソロモン王の秘宝
ガルシア・ロルカとダリ、そしてルイス・ブニュエルが、ソロモン王のテーブルを追う。
が、本人が出てるわけではない。(2001年製作)

回想的想像・創造。
ダリは実は小心者?!
スペインの街の幻想は、風の影(カルロス・ルイス・サフォン著)のように、
芸能音楽デザイン、
脆くも儚い。
フリッツ・ラングが好きみたいなカルロス・サウラ監督。
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