「祭りの戻り」
ラッセラーラッセラ
青森のねぶた
有名だっきゃ
知らねえふと いねびょん

弘前のねぷた
やァ~や どオ~

囃子ッコ
どオンコどンこどンこどン
やァ~や どオ~

いさましナ

どオンコどンこどンこどン
やァ~や どオ~

出陣ねぷた  だど
きいだごとあったばって
ほんとだがどんだがわがね

どオンコどンこどンこどン
やァ~や どオ~
鏡絵の後ろさ  見送り絵

街中の合同運行もおわて
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日記名 : 星屑工房

「月夜」
君の鳴き声が
ひかりになるね


2015年10月
マエバシ猫町祭のために
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日記名 : 星屑工房

「屍」
春には バラの陰に
夏には ユリの根元に
秋には 菊の葉裏に
冬は 雪の下深く

愛の屍は眠る
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日記名 : 星屑工房

「吹溜り」
どこか遠くへ
悲しみを捨てにいく

悲しみは
風に吹かれ
流れに乗り
波に打たれ
どこかに吹き溜まる

堆積した悲しみは
地層の中で
化石になってゆくのだ

再び掘り起こされるまで
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日記名 : 星屑工房

「彼岸」
かの地に友がいるという
行けば逢えるか
逢えると誰かが答えたが
行って帰ってきた者はなし
ヒトが作った戯言を
杖に明日を生きている
白く広がる砂地は
孤独が佇む彼岸だと
思うこともある
黄泉の国はあるやなしや
極楽浄土はあるやなしや
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日記名 : 星屑工房

「パラレル」
ここにいる自分と
違う自分
砂漠の中にたたずんでいるのか
戦闘の中を逃げ惑っているのか
戦っているのだろうか

ただその時々を
必死に生き続けて
次の扉を開いていく自分

物語の中に閉じ込められた
自分を未来へと運ぶ
自分

ただ一すくいの水を
求めて
闇雲に歩きつづける
自分

ただ 自分である存在
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日記名 : 星屑工房

「日常」
うそくさい
コトバを並べ立て
こんなもんだと
投げやりな日常

芸術とは
万人には理解できぬ
そんな高飛車な
批評も
どっちでもよくなるような
日常

忘れていたよ
青い空の
むこうを
そんな日常
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日記名 : 星屑工房

「ルーツ」
街中にぽっと生まれたわたしは
背中に背負うべき歴史を持たない
街中で育ったわたしは
伝えるべく伝統をもたない
父方の祖父も母方の祖父も
農夫をしていた
先祖代々の土地をわけてもらい
耕し、蒔き、育て、収穫した
土地が歴史を語り
村の鎮守が伝統を授けた
街で生まれ育ち
幾度かの引越しをしたわたしには
語るべき歴史も
伝えるべき伝統もない
体のあらゆる細胞に刻まれているはずの
情報だけがルーツを...[続きを読む]
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日記名 : 星屑工房

「壊されるもの 創られるもの」
時間によって
破壊されたものは
時間によって
再び創られていく
創造するということは
破壊することと
同義語なのだと
くたびれ果てた
建築家は言う
芸術家は笑う
建築家が創り
芸術家が壊す

闇と光のなかに
同時に存在する
建造物は
オブジェは
言葉によって語られる
手筈は整えられた
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日記名 : 星屑工房

「薄月」
藍の空に銀の舟
ひっそりうかべて
流します

帰りには
あのこを乗せて
戻っておくれ

明るい星が
座標軸
迷わぬように
路案内

あのこが手を振る
向こう岸
かならずきっと
乗せておくれ

藍の空を舟がいく
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日記名 : 星屑工房

「夢の欠片」
悲しい欠片を砕いては
粉にして水に溶かして
売っている

埃まみれの路傍では
立ち止まる人もなく
売れ残り

夢の欠片は発酵し
アルコホルになってゆくのだよ
ひとりで飲んでは
また夢をみる
悲しい夢をみる
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日記名 : 星屑工房

「どうぶつえん」
どうぶつえんのぞうが風にきいた
南の島では、ツナミがきて
たくさんののいきものがしんだって

どうぶつえんのきりんが風にきいた
北の大陸ではおおきな地震がおきて
おおくのいきものがけがをしたって

どうぶつえんのペンギンが風にきいた
東の山じゃたいへんな山火事がおきて
いろんないきものが逃げおくれたって

平和な檻の中で
天敵に襲われることもなく
餓える事もなく
身を守ることすら忘れて
腹を...[続きを読む]
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日記名 : 星屑工房

「イチゴ」
ほんのりと薫る
匂い
食べてしまえば
唇は紅く

イチゴとういう名前の
女の子を食べた話
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日記名 : 星屑工房

「友へ」
    心配しなくてよいのだよ
    わたしには
    歩むべく道がある
    歩ませる二本の足がある
    この先には
    何があるかわからないが
    友よ
    君のくれた勇気が
    武器になるだろう

    友よ
    だから、道が違えたとて
    心配するな
    目的が同じならば
    また いつか
    出会えることもあるだろう
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日記名 : 星屑工房