「ちきゅう」
やわらかな
恥らう丘の草原を
両の手で愛撫する
歓喜の風が
頬をなぜる
高らかに
命の息吹が
ぼくを貫き
ぼくは
永遠の愛の杭を
恥らう丘に突き立てる
忘れないで
ぼくは忘れないから
命は永遠にくり返されるのだから
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日記名 : 星屑工房

「仮面」
ウソをかかげて囀る小鳥のように
春の風に乗せて
あなたに恋をしてみる
風が変われば
流されていく花びらのように
終わりになってしまうのだと
わかっているのだから
いまは ただ
あなたのことだけを
想っていようと思うのです
恋の仮面の下で
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日記名 : 星屑工房

「半月群雲」
気持ち半分
月模様
あっちへ行こうか
こっちへ行こうか
ついて行こうか
さよならしよか
お月様に
聞いてみよか
お月様も
気持ち半分
乱れ月
雲にかくれて
知らん顔
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日記名 : 星屑工房

「繰り返し」
何度も繰り返す
「アイシテイルヨ」のコトバに
辟易してきたころだ

「アイシテイル」
「アイシテイナイ」
「愛している」
「愛していない」
「あいしてるよ」
「あいしてなんかない」

繰り返しながらも
時間にはまっていく

「アイシテイルヨ」
「アイシテイルヨ」
「アイシテイルヨ」

と囁いてみたところで
ほんとうの気持ちなんて
量れない

「愛してるわけじゃない」

でも、

「嫌いじゃな...[続きを読む]
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日記名 : 星屑工房

「非対称」
放り上げた感情は
非対称の放物線を描きながら
あなたの
足元へ落ちてくる

秒速0.3メートルの速さで
ゆっくりと
落ちてくる

爆発寸前の
手榴弾

感情は非対称を描いて
あなたの足元に
落ちてくる
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日記名 : 星屑工房

「雨」
雨が
罫線になる
あなたとわたしの

鏡のように
雨が降る
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日記名 : 星屑工房

「ロンド」
めぐりめぐる回転
何度も変わるパートナー
くるくるまわるフレーズは
あなたの視線を
半音上げて
ドレスの裾を踏んでいる
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日記名 : 星屑工房