「18歳」
あのとき、出会った君は
おとなになっても変わらないままで
そこにいるのに
君の息子は
時を止めてしまったのだね
その先を進めば
新しい出会いがあったはずなのに
もう
目を閉じたまま
時間を止めてしまった

ぼくらの時代が
あのままでいれば
楽しかっただろうか
笑って過ごせたろうか

今、あのときのままの君は
今を苦悩している
目をふたたび 開けることのない
君の息子は
君の青春を駆け足で通り...[続きを読む]
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日記名 : 星屑工房

「娘」
耳朶に13個の槍を刺し
細き指に五つの鎧をまとう
何から守ろうとし
何を攻撃しようとしているのだ
頑なまでに
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日記名 : 星屑工房

「今悲しみを誰ぞ慈しむ」
ニューズペーパーの記事を
なぞり
世の流れを呼吸する
諸行無常を肯定し
この常をいとおしむ
ニューズペーパーの記事は
掃き捨てられた過去のごとく
我関せず 掃き溜めの屑
悲しみは綿埃り
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日記名 : 星屑工房

「雲にゆだねて」
この空の下に
生くる命を
永らえよ
為す手はあらねど
思いゆだねん
あの雲に
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日記名 : 星屑工房

晩秋
山々の木々が
冬の衣装を選びはじめました
今年の流行は何色でしょうか

昨日、枯れ葉色のプルオーバーを買いました
母にもらった桜の落ち葉のレプリカのブローチに
似合うように

いつか
あなたに会えるときがあったら
この季節がいいですね
時間をアルバムの中にとどめておくには
まったくもって
適正な季節ですから

冬が来る前の
この凛とした風の中で
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日記名 : 星屑工房