時間論の諸パラダイム 生物的時間論 その1
その1として 生物の時間を取り上げる。

生物は単細胞のものから多細胞へと進化した。
初期の多細胞生物が、細胞同士を連絡する立派な血管系や神経系を持っていたとは考えにくい。全体の統一のとれた行動が難しい中、細胞間の関係がベキ関数の関係になっているものが現れたとすると、立派な神経系などなくても全体の活動度を制御できるので、他のものより優位に立ち、それだけが生き残って今いる多細胞生物の祖先になっ...[続きを読む]
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時間の探求 その3
本川達雄『ゾウの時間 ネズミの時間』より

<<寿命を心臓の鼓動時間で割ってみよう。そうすると、哺乳類ではどの動物でも、一生の間に心臓は20億回打つという計算になる。呼吸する時間で割れば、一生の間に5億回、息を吸って吐くという計算ができる。これも、哺乳類なら、体のサイズによらず、ほぼ同じ値となる。>>

<<日本人の標準代謝量はエネルギー消費量の半分と見積もれるから、2200ワットがそれであ...[続きを読む]
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時間の探求 その2
法学でも時間概念は重要な役割を演じる。
刑事事件におけるアリバイ、時効
自衛隊員の勤務時間を定めた総理府令
閉店時間を制限する風俗営業法、
遺言や相続や契約など民事法も例外でない。

近代の成立とともに 法学に 「時間」が重要な位置を占め始めた。
産業革命を経て資本制社会に移行して法律に時間概念が必須となる。
産業革命は「移動の自由」と表裏の関係にあった。労働力を各地で囲い込み、労働力や原料...[続きを読む]
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時間の探求 その1
講談社現代新書の『学問のヒント』(日垣 隆)の3章の時間の探求から抜粋・要約することによって

時間論の最初の入門としよう。

この本は 「知」の最前線がわかる本としておススメです。

イスラム寺院やキリスト教の礼拝堂にも神社仏閣にも、事務室でない限り、とりわけ祈りや聖に関わる空間にはクロックは置かれていないのがふつうであるが、宗教施設は時間と無縁である、などというのはとんでもない誤解です。...[続きを読む]
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